Quake 4
題名には4とありますが、ストーリー的に繋がっているのは2のみです。

突如地球に、半機械生命体ストログが、ワープゲートを使用して侵略してきた。
地球軍はなんとか侵略してきた敵を駆逐。
再度の侵略を恐れ、こちらから敵の母星への掃討作戦に出る。
だが、本拠地セルベロンに巨大揚陸艦を横付けできない。
何故なら、その都市には衛星軌道上の敵艦を迎撃するビックガンが備え付けてあったからだ。
そこで、無数の海兵隊を小型1人乗りポットに搭載、突入させ、
ストログの重要施設、ビックガンを破壊した後に艦艇を着地させる計画を立てる。
しかし、ポットは敵戦闘機によって迎撃されていく。
偶然にも生き残ったプレイヤーである海兵隊が、
このような絶望的な状況から敵の総司令官を破壊するまでが、2の物語です。

4では、その数時間後、
母星ストロゴスに地球軍の大艦隊が集まり、
作戦が開始されるが、ストログは形成を立て直し、上陸した地球軍は思うように行動が出来ない。
プレイヤーは新人海兵隊員マシューとなって、さまざまなミッションを遂行していく。
さてさて。
このゲーム、実は、意外と特徴がありません。
後に述べるようないくつかの要素を除けば、いたって普通のFPSです。
しかし基本はしっかりしており、遊び応えは充分でした。

今回のゲームにおいて特徴とされている要素は、
1.部隊行動、戦闘と、それによる演出
2.乗り物での戦闘
3.衝撃の展開
となるでしょうか。
一つずつ見てみましょう。

1.部隊行動、戦闘と、それによる演出
地球軍による総攻撃という設定なので、
プレイヤーが、他の兵士と一緒に行動する場面が多く用意されている。
部隊の主要なメンバーはちゃんと名前や個別のグラフィックを持っており、
物語の盛り上げに一役買っている。

部隊行動のパターンも何種類かあり、
たとえば、物語上の主要キャラと行動する時は、
そのキャラは無敵か、死んでしまえばゲームオーバーということになっている。

また、普通の兵士と共闘する場面もあり、彼らはもちろん戦闘で死んでしまったりもする。
ただ、このゲームのAI兵士は意外と敵を倒してくれるし、
技術兵はアーマーを、医療兵はヘルスを回復してくれるので、
彼らが死なないように自分も積極的に戦った方が、有利になることが多い。

医療兵や技術兵を目的地まで連れて行く、護衛ミッションもある。
一番多いのが、演出を盛り上げるための仲間だ。

部隊行動のゲームへの導入は、
背景設定である大規模な地球軍の総攻撃という雰囲気を盛り上げることに成功している。
そのため、演出のために配置されている兵士も多い。

たとえば、
一緒に行動していた仲間が、先に扉をくぐろうとした途端、部屋の奥へ引きずり込まれてしまったり、
無線で助けを呼ぶ声が聞こえ、向かってみると仲間が廊下の端を引きずられていくところだったり、
映画的な演出が、気分を盛り上げてくれる。

2.乗り物での戦闘
これはまあ、そのままです。
ミッションの合間、合間に、乗り物に乗っての戦闘、巨大兵器を用いた戦闘などが挿入されます。

巨大な敵を相手にしての、広い戦場を走り回りながら戦う雰囲気が最高で、
これもゲームの面白さというよりは、演出面での効果が大きい。
3.衝撃の展開
このゲームは、敵が人間を捕らえては機械に改造し、機械兵士として送り込んでくる。
ゲームの中盤で、主人公もまた、この敵に捕らわれてしまう。

改造工場の中を、座席に縛り付けられて運ばれていく主人公。
プレイヤーは、視点を動かせるものの、成す術もなく、起きていることを体感していくしかない。
一つ前の座席の兵士が、残虐の限りを尽くされているのを見ながら、
自分の順番が回ってくるのを、恐怖と絶望を感じながら待つしかない。
このシーンは、本当にショッキングで、マウスを全力で動かして脱出を試みたくなる出来です。

結局全身を改造され、いよいよ脳内も支配されるという段階で、仲間の兵士が助けに来てくれる。
仲間への愛を猛烈に感じた。
直後、ステージ内にある鏡を見た時には、本当にショックだった。
以後、人間の時と違い、
HUDがStroggのデザインに変化し、
移動速度がアップ。
HPとArmorの最大値が125にアップした上に、
マップ内に配置されたStroggのHealth Stationを使えるようになる。
Strogg施設内のセキュリティ・システムに引っ掛からなくなり、
書いてある言語が読めるようになる。
という変化があるが、実は、大して変わらない。
ストーリー上で、主人公のこの身体が、地球軍にとって大きな意味を持つのだが、
ゲームプレイとしては、特に意味を感じられなかった。

改造された仲間がボスとして立ちはだかることも。
ここまで書いてきたように、このゲームは、
どちらかと言えば演出を重視したものであり、その試みは、かなり成功している。
ゲームとしては、雰囲気に呑まれて飽きることはないが、
後半、ちょっと同じことの繰り返しになって単調に感じられるかもしれない。
だが、やはり大御所から出ているゲームだけあって、安定した面白さを提供してくれている。
ゲーム好きだけではなく、ゲーム初心者の映画好きの方にもオススメしたいゲームです。
ゲーム好きの方も、映画好きという方も、応援クリックいただけましたら幸いです。


突如地球に、半機械生命体ストログが、ワープゲートを使用して侵略してきた。
地球軍はなんとか侵略してきた敵を駆逐。
再度の侵略を恐れ、こちらから敵の母星への掃討作戦に出る。
だが、本拠地セルベロンに巨大揚陸艦を横付けできない。
何故なら、その都市には衛星軌道上の敵艦を迎撃するビックガンが備え付けてあったからだ。
そこで、無数の海兵隊を小型1人乗りポットに搭載、突入させ、
ストログの重要施設、ビックガンを破壊した後に艦艇を着地させる計画を立てる。
しかし、ポットは敵戦闘機によって迎撃されていく。
偶然にも生き残ったプレイヤーである海兵隊が、
このような絶望的な状況から敵の総司令官を破壊するまでが、2の物語です。

4では、その数時間後、
母星ストロゴスに地球軍の大艦隊が集まり、
作戦が開始されるが、ストログは形成を立て直し、上陸した地球軍は思うように行動が出来ない。
プレイヤーは新人海兵隊員マシューとなって、さまざまなミッションを遂行していく。
さてさて。
このゲーム、実は、意外と特徴がありません。
後に述べるようないくつかの要素を除けば、いたって普通のFPSです。
しかし基本はしっかりしており、遊び応えは充分でした。

今回のゲームにおいて特徴とされている要素は、
1.部隊行動、戦闘と、それによる演出
2.乗り物での戦闘
3.衝撃の展開
となるでしょうか。
一つずつ見てみましょう。

1.部隊行動、戦闘と、それによる演出
地球軍による総攻撃という設定なので、
プレイヤーが、他の兵士と一緒に行動する場面が多く用意されている。
部隊の主要なメンバーはちゃんと名前や個別のグラフィックを持っており、
物語の盛り上げに一役買っている。

部隊行動のパターンも何種類かあり、
たとえば、物語上の主要キャラと行動する時は、
そのキャラは無敵か、死んでしまえばゲームオーバーということになっている。

また、普通の兵士と共闘する場面もあり、彼らはもちろん戦闘で死んでしまったりもする。
ただ、このゲームのAI兵士は意外と敵を倒してくれるし、
技術兵はアーマーを、医療兵はヘルスを回復してくれるので、
彼らが死なないように自分も積極的に戦った方が、有利になることが多い。

医療兵や技術兵を目的地まで連れて行く、護衛ミッションもある。
一番多いのが、演出を盛り上げるための仲間だ。

部隊行動のゲームへの導入は、
背景設定である大規模な地球軍の総攻撃という雰囲気を盛り上げることに成功している。
そのため、演出のために配置されている兵士も多い。

たとえば、
一緒に行動していた仲間が、先に扉をくぐろうとした途端、部屋の奥へ引きずり込まれてしまったり、
無線で助けを呼ぶ声が聞こえ、向かってみると仲間が廊下の端を引きずられていくところだったり、
映画的な演出が、気分を盛り上げてくれる。

2.乗り物での戦闘
これはまあ、そのままです。
ミッションの合間、合間に、乗り物に乗っての戦闘、巨大兵器を用いた戦闘などが挿入されます。

巨大な敵を相手にしての、広い戦場を走り回りながら戦う雰囲気が最高で、
これもゲームの面白さというよりは、演出面での効果が大きい。
3.衝撃の展開
このゲームは、敵が人間を捕らえては機械に改造し、機械兵士として送り込んでくる。
ゲームの中盤で、主人公もまた、この敵に捕らわれてしまう。

改造工場の中を、座席に縛り付けられて運ばれていく主人公。
プレイヤーは、視点を動かせるものの、成す術もなく、起きていることを体感していくしかない。
一つ前の座席の兵士が、残虐の限りを尽くされているのを見ながら、
自分の順番が回ってくるのを、恐怖と絶望を感じながら待つしかない。
このシーンは、本当にショッキングで、マウスを全力で動かして脱出を試みたくなる出来です。

結局全身を改造され、いよいよ脳内も支配されるという段階で、仲間の兵士が助けに来てくれる。
仲間への愛を猛烈に感じた。
直後、ステージ内にある鏡を見た時には、本当にショックだった。
以後、人間の時と違い、
HUDがStroggのデザインに変化し、
移動速度がアップ。
HPとArmorの最大値が125にアップした上に、
マップ内に配置されたStroggのHealth Stationを使えるようになる。
Strogg施設内のセキュリティ・システムに引っ掛からなくなり、
書いてある言語が読めるようになる。
という変化があるが、実は、大して変わらない。
ストーリー上で、主人公のこの身体が、地球軍にとって大きな意味を持つのだが、
ゲームプレイとしては、特に意味を感じられなかった。

改造された仲間がボスとして立ちはだかることも。
ここまで書いてきたように、このゲームは、
どちらかと言えば演出を重視したものであり、その試みは、かなり成功している。
ゲームとしては、雰囲気に呑まれて飽きることはないが、
後半、ちょっと同じことの繰り返しになって単調に感じられるかもしれない。
だが、やはり大御所から出ているゲームだけあって、安定した面白さを提供してくれている。
ゲーム好きだけではなく、ゲーム初心者の映画好きの方にもオススメしたいゲームです。
ゲーム好きの方も、映画好きという方も、応援クリックいただけましたら幸いです。



コメント
こんばんは。
No title
こちらこそです☆
最近のゲームは綺麗ですよ~。
ハマッたら大変なことになります笑
>緑のランキング10位おめでとうございます。
ありがとうございます!
最近のゲームは綺麗ですよ~。
ハマッたら大変なことになります笑
>緑のランキング10位おめでとうございます。
ありがとうございます!
コメントの投稿
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最近のゲームはちんぷんかんぷんなのですが、昔に比べてポリゴン処理(今もそうなのかな?)がすばらしい出来栄えなんですね。
はまりそうなのでジッと我慢です。。。
緑のランキング10位おめでとうございます。