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アローン・イン・ザ・ダーク

アローン・イン・ザ・ダークアローン・イン・ザ・ダーク
(2006/10/06)
クリスチャン・スレーター、スティーヴン・ドーフ 他

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あらすじ
『ハウス・オブ・ザ・デッド』のウーヴェ・ボル監督がクリスチャン・スレーターを主演に迎えて贈る、大人気3Dゲームを映画化したサバイバルSFアクション。地球の支配を目論む古代モンスターの大群に、エキスパート集団である特殊殲滅部隊が立ち向かう。

Amazon解説
 ビデオゲームとしても商品がある『アローン・イン・ザ・ダーク』はスプラッタなシーンや、プレイヤーが撃ち合いをするようなゲームのファンにはなじみのある銃撃シーンがたくさんある。ゲームから生まれた映画の中には、観客の満足度や興行収入のいいものもある。熱心なゲーム・ファンがどう思うか分からないが、『アローン・イン・ザ・ダーク』は、残念ながらそうした作品ではない。例えば、少なくとも『バイオハザード』や『トゥームレイダー』には、印象的なキャラクターや場面があった(セクシーなキャストについては言うまでもない)。だがこの『アローン・イン・ザ・ダーク』では、墓地、工場、路上での撃ち合いという平凡な場面が多く、キャスト(クリスチャン・スレーター、スティーヴン・ドーフ、タラ・リード)も、ひどく複雑なストーリーに生かされていない。そもそも「モンティ・パイソン」を思わせるような、説明的で長いサブタイトルのテキストが冒頭すぐに出てくるのがおかしい。ストーリーには科学者、兵士、そして絶滅した先住アメリカ人の小部族に飼われていた邪悪な生物について研究しているゾンビや見世物師らが出てくる。この生物が再び放たれ、ゲームではそれを攻撃するために撃ち合いをし、殺りくが始まる。ゲームシリーズにあやかったカルト的な作品とはいえ(最初のゲームが発売されたのは10年前)、DVDではその魅力はほとんど感じられない。映画を見た人は、タイトルがある意味で「言葉そのままだ」と思うだろう。(Ted Fry, Amazon.com)


さて、この映画。

アマゾンさんの解説どおりです。

見終わった後の印象がかなり薄く、心に残らない映画No.1って感じでした。
「ハウス・オブ・ザ・デッド」の監督だと知って、ああなるほどって感じです。

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怪物も、かなり平凡です。

一番問題なのは、キャラの立ち位置や、主人公達の居る場所が、ものすごく分かりにくいということです。
位置関係が、全然分かりません。
これは映画として、かなり致命的です。
おかげで、全然ストーリーを追えないですし、感情移入もできません。

楽しむとすれば、大規模な特殊部隊と怪物との戦闘シーンでしょうか。
ただ、少し単調で、繰り返しが多いのが気になります。

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唯一アツい、大規模な部隊行動
でも、どことなく嘘くさい雰囲気が漂っているのは、どうしてでしょう……。

部隊と怪物との戦闘は、劇中に三回ありますが、
二回目の、無駄な演出効果を使った戦闘シーンは、見にくいだけで少しも興奮しません。
これも、『ハウス・オブ・ザ・デッド』と同じですね。

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暗闇の中で、音楽に合わせて戦闘する部隊。
単に見にくいだけだったり……。

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でもやっぱり、部隊vs怪物ってアツいね。。

ちょっと良いな、と思ったのは、最後の大戦闘の準備のとこですかね。
自分の好みのせいだとは思いますが、やたらワクワクしました。
その割に、実際に戦闘シーンに入ると、やたら短かったのですが……。

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最大規模の戦闘へ向けての準備中。
防衛線というのが、またいいですよね。
まあ、いまいち、何に向けての防衛線なのかすら、分かりづらかったですが。

発電機がやられて暗闇に包まれるというのも、王道の熱い展開。

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ヘリも動員。

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いいねぇ。
なんかシーンを集めてみると、良い感じに見えますね。
それでも駄目なのは、演出ですかねぇ。
素材は良いのに……。

そう言えば、スローで見てたら、
兵士が怪物に襲われる前に悲鳴上げてたりしてました。
(例えば、下から三番目の写真)

相手がCGであることの苦労が垣間見えました。
普通に見てたら、実際はハイスピードなので、気づきませんが。

評価は☆駄作☆と☆B級☆の間くらいですかね。残念ながら。
ゲームは、バイオハザードなんかの原点にもなってるみたいですし、名作みたいですけど。
もうすぐゲームの新作も出るそうですね。そっちに期待です。

『エイリアン2』や『スターシップトゥルーパーズ』なんかでよく見かける
部隊vs怪物の構図が好きだという人、
もしくはゲーム好きという人、
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テーマ : B級映画 - ジャンル : 映画

コメント

No title

昨日ツタヤでアーロインザダーク2を発見しましたwまさか続編を作るなんて(-ωー)もしかして、もう鑑賞済みですか?

ま、ま、マジですか!?笑
自分としたことが、ノーチェックでした!!
今度探してみます。
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