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D.D.T.

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あらすじ
農務省の調査官・マディは、省内で研究されている生物の危険性を理由に、それを焼き払うことを命じる。しかし、金になると考えた研究員は、それを数匹持ち出した…。科学の進歩に取り付かれたマッドサイエンティストが開発した、最凶の生物兵器とは…。それはどんな毒素にも耐性をもった蟲だった!大混乱の渦に襲われる都市、一瞬にして荒野と化す農園、襲撃され墜落する最新鋭ジェット機など、ド迫力映像で観る者を釘付けにする!


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なんだか、めちゃくちゃ期待させるメニュー画面です。


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始まっていきなり、ヴァージニア州農務省研究所内にいる大量の虫が登場。
コルトイシーツ・ターミニフェラ、つまりはオーストラリア・トビバッタだそうです。


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毒はないからと防護服ナシで入る馬鹿な女と、それを見つめてる馬鹿面の男。
研究所って、関係のない彼氏を連れ込めるもんなんですか??

気持ち悪いくらいウジャウジャしてる大量の虫。
これが街に解き放たれるのでしょうか。
おお。おおおお。これは、期待できるかもしれません。



あ、題名が出ました。






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なんだか、メニュー画面とだいぶレベルが違ってるような気がしますが、
たぶん気のせいでしょう。
まだ映画は始まったばかりです。
つまらないことは忘れて、どんどんいきましょう。


それから、恐らく主人公である女性が下着姿で登場します。
タオル一枚の男と、込み入った話をしています。
仕事と僕とどっちが大事なのかと男は拗ねています。
主人公はキスして「分かって」と言います。
男は黙ります。
分かったようです。
男なんて、キスしとけば黙る生物なんです。
そんな女性向け小悪魔テクを、この昆虫パニック映画は冒頭で教えてくれました。
旦那に困らされている奥様、必見です。虫に困らされてる奥様も、ある意味必見です。

さ、女性が農務省の研究所に着きます。調査官のようですからね。

ちなみに、DDTとは、殺虫剤のことだったんですね。

この研究所、二種類のトビバッタを掛け合わせ、新種を作ったようです。
殺虫剤が効きません。
DDTが効きません!!

しかも通常のイナゴの10倍早く繁殖し、寿命は3倍だそうです。
一日に移動できる量も多いそうです。
二種類のトビバッタを組み合わせただけで、驚くべき性能です
シャア専用機もビックリです。
すごいだろと研究員は言いますが、そんなの作ったら迷惑以外の何でもないのでは?

当然、この勝手な研究に女性は怒ります。
そりゃ、農務省的には、繁殖力の高いイナゴなんて天敵ですもんね。

研究員は、「人間の病気の治療にも役立つ。白血病や喘息と無縁になるかも」と反論しますが、
イナゴと人間の病気と、何の関係があるのかサッパリでした。

主人公もサッパリだったのでしょう。
四の五の言わさず、すべて焼き払います。
「君にそんな権利が?」と研究員は止めようとしますが。
主人公は、さらに研究員をクビにします。
イマイチ、主人公の立場が分かりません。すごい権力です。

焼き払う作業をしていた男が、密かに何匹か持ち出しますが、
ビンを持つ手が滑って、数匹、水道の排水溝に流れてしまいます。( ゚ロ゚)コラ!!
初登場の男なので、よく分かりませんけど、まあ目的は金なのでしょう。
そういう目をしてます。
なので、排水溝に虫が流れても、まったく気にしてません。

主人公が家に帰ると、彼氏のダンが相変わらず拗ねています。

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玄関の外で、ビール呑みながら拗ねてます。欧米です。

ダンは別れ話を持ち出します。
どうやら、キスは効かなかったみたいです。
覚えておきましょう。
人の心と心を繋ぐのは、上辺だけのキスではありません。
それを昆虫映画に教えられました。

虫を盗み出した男が、空軍基地で誰かに渡します。
クビにされた研究員が絡んでくるのかと思ってたのに、軍が出てきましたね。
空軍の奴が落として割って、この虫も逃げます。
みんな、注意が足りなすぎます。

ここで主人公が検査してます。
検査といっても、アレです。
妊娠してました。

さて拗ね男ダンは、国連試験農場で仕事をしています。
なんか、思いっきりイナゴの被害に合ってしまいそうな仕事場です。
世界は狭いですね。

でもダンは言ってることとやってることが一緒なので好感が持てました。
客との会話で仕事中だというのに、距離を置いた彼女からの電話を迷わず取ります。
仕事より愛を選んだと言うだけのことはあります。
客に笑われても、電話を続けます。

しかも結局、主人公は妊娠のことを言い出せないままです。
で、ダンは何も知らないというのに、今別れているというのに、
「もうすぐパパよ」と切れた電話に向かって呟き、嬉しそうに微笑みます。
そんでもって親父に電話をかけ、「こんにちは、お祖父ちゃん」と、かまします。
ちゃんと相談してください。

さて、どこぞの家族が映りました。
娘が、パパに学校へ連れていってと頼みますが、パパは「ジムに行くから無理」と断ります
「仕事に行ってない間に太りたくない」からだそうです。
「職探しは?」と妻に言われ、
「毎日してるさ」と憤慨してます。
この家庭ドラマは映画と何の関係があるんだろう、娘が襲われたりするのかな?
とか考えながら、見てたら、

あ。

このパパ、クビにされた研究員さんです。

すごい哀れなことになってます。

でも、娘と戯れているところを見てると、なかなか良いパパです。
どうしてあんなわけの分からない研究に手を染めてしまったのでしょう。

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パパは、娘の乗るバスの後ろを車で走りながら、娘に手を振ります。
それならお前、車で送ってやれば良かったじゃんと思いましたが、
その辺は難しい家庭の事情なのでしょう。
無関係の俺が口を挟むべきことじゃありません。黙ってます。

娘のバスと別れたパパは、荒れた農場と、それを食い尽くしている虫を目撃、慌てて引き返します。

その頃、通学バスの中は楽しそうです。
運転手の黒人さん、かなり感じのいい人です。


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バスを襲う虫の大群。
そこへ、クビにされた研究員パパの車がやって来ます。
その頃には、みんなのパニックも収まっていますが、娘がこけて頭を打ち、血を流しています。
そしてパパは、虫の正体に気がつきます。

さて。イナゴ問題が、国家規模になってまいりました。
米国気象課なども巻き込み、必死で対策を練る主人公たち。
この辺り、よく出来ています。
どうやらこの映画、テレビ映画のようです。
国家問題とか、B級映画でそういうのを扱うのは、テレビ映画の方が得意みたいですね。
イナゴ警報発令です。

研究員だったパパは責任を感じ、主人公に協力しようとしますが、主人公は冷たくあしらいます。
この女、なかなか根に持ちやがります。

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オレンジ畑が襲われます。
もちろん、農薬は効きません。


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虫の大群が、黒い雲のように街を覆う。
人々はパニックに。


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ビル内にいる人たち。最初は他人事だが、虫が一気に中へ流れ込んでくる。


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シュレッダーに挟まれてる虫。ちょっと可愛い。


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虫の中に突っ込んだ飛行機はエンジンをやられ、墜落する……


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事態を重く見て、ついに対策会議が開かれる。
緑色の服を着た女性が、物を落としたりしてドジっ子を見せています。
オバサンなのに、何を狙ったシーンなのでしょう。

そこへ、国連のドライヤー氏が現れます。
第3世界の国々に農作物の作り方を指導しているそうです。

ダンです。

彼は、国中の農作物を刈り入れることを提案します。
莫大な損失ですが、すべて失うよりはマシということです。

イナゴはエサが足りなくなり、肉食性となって家畜を殺し始めます。
軍は攻撃を決意。

さあ、いよいよ大変なことになってまいりましたが、

ダンは妊娠のニュースを聞いて、にやけてます。

さすが、仕事より愛の男です。


その頃、FBIと、FBIに連れられて来た研究員パパは、フセインが使ったという致死性の神経ガスを用いて駆除しようとします。
主人公は将軍を説得し、研究員と再会します。
数百万人が被害にあう可能性のある神経ガスに、もちろん主人公は抗議しますが、
FBIと研究員パパはやる気です。
軍も、自国に毒を撒くとは、と言いつつ、やる気です。
何より、大統領がやる気だそうです。

主人公は権力に負けたので、仕方なくマスコミに告げ口します。
そして神経ガスを搭載したヘリに、将軍やパパと共に乗り込みます。
虫は人口の多い位置に移動。
それでも攻撃をやめようとしない将軍に、ついにパパも怒り。
主人公は神経ガスのミサイルを叩き、ヘリを降ろせと、わめきます。
「妊婦を怒らせると怖いわよ」
という、初めて聞く理論をぶちまけ、着陸を強要します。

さて。電話に出ない主人公の父のいる区域に虫が接近。
主人公は研究員パパを連れ、父のところへ向かいます。
研究員パパは、意識の戻った娘と会話。ほのぼの。
そして主人公の父の元へ到着します。
ダンも駆けつけたところで、虫が到来。
四人は建物の中に篭城します。
そこで主人公が、唐突に、電気による対峙方法を提案。
建物全体に電気を流すつもりです。
しかし発電機を動かす燃料が外にあります。

皆さんお分かりのとおり、研究員パパが、カッコ良く取りに行きます。

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頑張ったパパさん。
「テリーとソフィアに、愛してると伝えてくれ」
「伝わってるわ」
この映画、唯一の死人となったパパさんでした。
科学の進歩に取り付かれたマッドサイエンティスト
という、可哀想な肩書きをあらすじでもらっちゃってますが……。

作戦はあっという間に成功し、虫はボロボロと落ち死んでいきます。


B級映画なら、ここで終わらせても不思議じゃありません。
こんだけじゃ、絶対虫とか生き残ってるやろという意見も無視です。
もしくは、生き残っている数匹を映して終わるでしょう。
生き残ってるんくらい分かってるわ!とイライラしますよね、ああいうの。


ところが、この映画はまだ終わっていませんでした。
テレビのニュース。
明日、軍は神経ガスを使い、虫を一掃するつもりだそうです。

会議室のへ主人公とダンは乗り込み、電気で倒そうぜと言います。
どうやってあちこちにいる虫を電気で倒すんだと会議室は怒ります。
しかし主人公は、「毒を使う前に頭を使え」と叫びます。

その時、「いいアイディアだわ」と立ち上がったのは、
会議室であたふたしていた緑色の服の女性です。
エネルギー省の人だそうです。
オバサンは、高圧送電線網を、巨大な害虫駆除装置にしようという作戦を立てます。
他の電気を使用しないよう、全国民が協力すれば、いけるそうです。
なんだか、ドラゴンボールの元気玉みたいな話です。

気象観測用の気球を使って、光で虫をおびき寄せます。
問題なのは天気ですが、そこは米国気象課が保証します。
「晴れるよ」


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皆が成功を祈る中、作戦が開始される。


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ボロボロと死んでいく虫たち。


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喜び合う一同。
こういう、みんなで何かをやり遂げた感は、結構好きです。


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死んでいくイナゴを背景に、キスを交わす二人。


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生き残ったイナゴは繁殖できないそうです。
どうしてだか知りませんが、そういうことで、危機は去りました。


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さて終わりましたが……

この映画、85分しかなかったんですね。
意外と話が濃かったので、もっと長い気がしました。
とてつもなく地味ですが、まあ、テレビで見るとすれば、そこそこ楽しめる気もします。
評価は☆B級☆ですね。


虫が苦手という人、そうでもない人も、ポチポチとしていただけましたら幸いです。
ちなみに俺は、今日バイト先でゴキブリを倒し、女性社員を守りました。
かっこいいでしょう笑
かっこいいぜ!という人も、是非クリックお願いします笑笑
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テーマ : B級映画 - ジャンル : 映画

コメント

No title

多分、繁殖速度が10倍ってことは細胞の増殖速度も10倍ってことになるのかな?白血病はいわゆる癌(要らない細胞が増殖する病気ね)だから、正常な細胞をより多く増殖させられたら解決する=白血病と無縁になる、ってゆってるんじゃあないかなぁ。頭の足りない学生が必死に考えてみましたよ。笑

そして結局タイトルはDDTなん?LOCUSTSってなによ?笑

No title

あとちゃんと、お財布見つかった(ノ∀`*)って言わなきゃ!

そうそう!!
ポール見つかりました。
ありがとうございました。

起きれたんやね、良かった。
さすが生物学専攻やな!
そゆことなんか~?
ふむふむ?
よく分からんけど、まあいいや笑
俺には難しいわ!!!
カエルとか解剖無理です!!

LOCUSTが原題なんやね。
D.D.T.は邦題ってことで日本が勝手につけてるわけやけど……
殺虫剤、あんま関係なかったしね。
LOCUSTは調べてみるとバッタって意味やね笑
そのまんまやね

No title

DDT
どうせ ダメでも 食べてみよう

イナゴ・・・。

No title

巧いですね!笑

B級すべてを言い表した邦題だったんですね笑笑
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