Cryostasis: Sleep of Reason 極寒の世界

プレイヤーが気象学者Alexander Nesterovとなって、
行方不明となっていた原子力砕氷船North Wind号を探索する、
氷結アドベンチャー型FPS。笑
ゲームを進めるうちに、事故の要因などの謎が明らかにされていく。

老女の長い語りから物語は始まる。

見事な雰囲気で極寒の世界を再現している。
グラフィックは目を瞠るほどのものではないが、それでも最高の寒さを感じられる。

落ち着いた色彩、全体的にもっさりとしたゲーム感、
そういったものがこのゲームを地味に感じさせる要因となっているが、
と同時に、自由に行動できない極寒世界でのサバイバルへの没入度を高めている。
ただ、異常にゲームが重い。
あらゆる最新ゲームを遊んできたMYパソコンだが、
グラフィックが最高設定だと、時折カクついてしまう。
少し設定を下げないと、快適なゲームプレイは不可能だった。

死体に近づくと、フラッシュバックが始まる。
このフラッシュバックは、正式名称 Mental Echo。
Mental Echoでは、その死体が死の直前に見ていた光景を目にすることになる。
これは主人公の特殊能力らしい。

数回、見ることになるフラッシュバックでは、まだ過去に干渉することはできない。
死の様子を眺めることになったりする。

時が満ちれば、過去に干渉することが可能になり、死者を救うことができる。
それにより、現実にも変化が現れ、先に進めるようになる。
『エコーナイト』を彷彿とさせるシステムのパズルだ。


船内のライトなどをつけると、室内が暖まる。

壁の氷が溶け、水となって流れ出す。
圧巻の描写だ。

暖まって体力回復。
このゲームでは、いわゆるヘルスは存在せず、HPは体力で表される。
左下の表示の、外枠が周囲の温度、内側が己の体温である。
体温は、外枠の周囲温度に徐々に近づいていくようになっているらしい。
寒いところにいると、徐々にHPは減り、暖かいところにいれば徐々に上がる、といった感じだ。
敵の攻撃は冷気と受け取られているのか、受けると体温が減る仕組みになっている。


幽霊船探索型のゲームで、こういうドッキリ演出は欠かせない。
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