エイリアン・ウィズイン
海底で作業してる人達のお話です。
小学生の頃に近くのビデオ屋でこのビデオを発見して興奮しました。
なんといっても、エイリアンがウィズインするんですよ。
要するに寄生するんですよ。人から人へ。疑心暗鬼ですよ。
寄生生物を扱ったB級映画は、そこそこ俺の中でヒット率が高いんですよ。
そこからの俺の行動は早かったですね。ええ、そりゃもう。
愛想のない店員に金を叩きつけ、道行く猫を蹴飛ばし、うるさいオカンを怒鳴りつけ、部屋に入ると電気を消し、壊れかかったビデオデッキを優しく愛撫しながら、無理矢理に挿入してやりました。
とにかく、早く見たかったって事です(ノ´∀`*)テヘ
無事、ビデオは動き始めました。
B級映画のレンタルビデオならではの、長~~い予告をかっ飛ばし、
さあ、題字が出て参りました。
エイリアン・ウィズイン!!
一回、ビデオを外に出しました。
何回もビデオテープを引っくり返したりして、確かに「エイリアン・ウィズイン」というシールが貼られていることを確認しました。
というのも、オープニングが始まって主題曲が流れ出したんですけれども、
その曲が完全に「エイリアン・ターミネーター」と一緒なんですよ。
けっこう好きな感じの曲だったので、すぐ分かりました。
よく分からないんですけど、劇中に使われるBGMも一緒だし、映像の雰囲気も一緒なので、たぶん同じ製作スタッフが作ったんでしょうね。
「エイリアン・ターミネーター」が地下の話だったのに対し、
今回はちゃんと海底ですので、安心して鑑賞を再開いたしました。
いきなり宇宙の映像を背景にしてのオープニングから始まりましたが、どうやら敵はずっと昔に宇宙から飛来して海に沈んでいたエイリアンのようですので、まあ問題ないでしょう。
西暦2020年、地球の資源は枯渇しつつあるので、海底を開拓して、移住の可能性を探っているそうです。
移住せんでも、海底から資源を探せばいいじゃない。それでないなら、移住したって無駄じゃね?
って思う俺は馬鹿なんですかね?
よく分かりません。
さて。今回、じゃっかん俺が下ネタに走ってしまったのにも理由があります。
この映画、最初の会話が下ネタでしたから。
海底で、作業メンバーたちが団欒しております。
すると、作業員の一人、髭面の通信士が
「おい、新顔じゃん。誰だ?」
と、女を指差しながら隣の黒人に話しかけます。
海底基地なんだから、来るには潜水艇で来るしかないし、今更気づくのおかしくない?
とかって考える俺はアホなんですかね?
「さあ、女が増えて嬉しいね」
と答える黒人も今気づいた風。
もっと周りに関心を抱いて欲しいものです。
海底に長くいると、心も枯渇してくるのでしょうか。
「彼女はエリートよ。講習に来たコンサルタント」
と巨体女が二人に教えます。
こっからです。
「穴の掘り方の講習か?」
とルイスって奴が言うと、
髭面が大笑いしながら、
「彼女の穴をか?」
ハッハッハッハッハって笑ってます。無邪気です。
映画の冒頭としては、なかなか引っ張ってくれます。
いきなり何を言い出すのかって感じでした。
そのあと、採掘作業中にルイスが大怪我をし、医療室で治療を受けます。
ここで、隊長とドクターの仲の悪さも分かります。
主人公は、この時点ではまだ特定できません。
おそらく隊長か髭面ってとこです。
ただ、穴の掘り方の講習視察に来たヒロインとの絡みを考えると、隊長の線が濃厚そうです。
さてこの映画、名作「遊星からの物体X」にかなり影響を受けています。
ロシア基地からの救難信号を受け、隊員達が出向くと、
ロシア基地の隊員は死んでいるか行方不明。
主人公達は、非常に重いUFOらしきものを発見します。(すごく小さい!)
どうやらロシア基地の隊員が海底で見つけたもののようです。
そのとき銃声が聞こえてきて行ってみると、ロシア基地の生き残り二人が殺し合っている。
というより、片方が何かを喚きながら、もう一人を殺そうとしている。
隊長は迷わず、撃とうとしたロシア人を射殺。
その際に主人公側の仲間が撃たれますが、そいつはアンドロイドだったらしく、無事です。
ね?ここまでの展開、かなり似ていますでしょ?
ここからも、かなり似てます。名作への愛を感じて嬉しく思いました。
救出して主人公達の基地に連れ帰ったロシア隊員に、案の定エイリアンが潜んでいました。
発作を起こした隊員に巨体女が人工呼吸を施します。
隊長やドクターがようやく駆けつけると、
巨体女が口元を拭いながら、「死んだわ」と言います。
それからしばらくした後、巨体女も発作を起こし、口からエイリアンが出てきます。
こいつ、寄生生物のくせに、最終的には宿主を殺してしまうみたいです。
だから次々と宿主を変えなければならないみたいです。
巨体女から出てきたエイリアンは、隣で回復に向かっていたルイスを襲います。
そこへ主人公達が駆けつけると、
ルイスは安静のための拘束具を引き千切り、棒を振り回して、
「奴はどこへ行った? やっつけたか?」と騒いでいました。
巨体女が、発作を起こすまで普通に振舞っていたことから、
敵は頭が良く、宿主の記憶を吸収し、演技もできることが分かります。
当然、ルイスは疑われることになりますが、
アンドロイドが「エイリアンは健康な肉体を好むらしい」との情報を出し、
ルイスには乗り移れなかったと言う。
隊長は特に調べようともせず、
エイリアンはどっかに逃げたに違いない、基地内を二人組で手分けして捜そうとなります。
この捜索の際、ドクターと視察に来た女(ヒロイン)が座り込み、昔話を始めます。
正直、どうでもいいです。
特に伏線になっているというわけでもなく、まあ、せいぜいドクターが野心家だと分かる程度です。
その間も、ルイスが疑われつつ捜索が続きますが、エイリアンは見つからない。
ここで、ドクターが大事な情報を隠していたことが分かります。
エイリアンは宿主を変える際、死んだ人間の肉体に卵を産み付けていくそうです。
ロシア基地から持って帰った隊員の死体全てに卵が(((( ;゚д゚)))アワワワワ
急いで死体を処分しようとすると、既に何者かが持ち去ってしまっています。
これで敵は一匹とは限らなくなりました。
そんな簡単に死体とか持ち運んだり隠したりできないと思うんですが…
展開としては面白いんで、気にしません。
おかげで隊員達は、完全にお互い疑心暗鬼です。
↑このシーンで、
ドクターがコンピュータのキーボードを人差し指二本で打ってるのに感動しました。
実は俺もそうでして、人差し指二本だけで打ってる割には異常に速いねとよく言われます。
怪物に寄生されると新陳代謝が早くなるらしいので、
代謝速度の速さを調べる装置をドクターが作ったそうです。(・∀・)スゴイネ!
さあ、調べましょう。
あれ?
調べんのん?
解散したのに、なぜか隊長は寝室で休んでるし。
どんだけ余裕なんですか?
そんなんしてたら、ほらぁ!!!
何者かに装置が破壊されちゃいました。
(といっても、画面上には、薬品等のビンを割る姿しか映りません)
そのあと、隊員達の中にいるのは確実となったんで、誰がやったんだとなるわけですが
聞いてたら、「お前、昨夜消えたな」と、ルイスが黒人を疑います。
どうやら、一晩、検査をしなかったようです。
しかもいっぱい怪物が徘徊してるはずなのに、一人ずつ寝るってどういうことですか
黒人は「トイレだよ」と答えますが、
「2時間も?」と聞かれ、
「ああ、そうさ」と答えます。
ここで隊長が代案を考えます。
これも、「遊星からの物体X」のような力技作戦です。
怪物は宿主の命が危険に陥ると出て来るそうなので、
一人ずつ部屋に閉じ込めて、部屋の空気を抜いちゃいます。
ここで隊長が自室に戻り、音声録音を残しますが、
その内容が「遊星からの物体X」のマクレディの録音に酷似しています。
さて。検査開始です。
まず提案者である隊長から始めます。
ここは、思わず隊長と一緒に息を止めてしまうシーンです。
かなり苦しんでます。
失神したら、20数えて助け出す。それなら蘇生に影響はない、とアンドロイドは言います。
「遊星~」の親指を切るのも嫌でしたが、このテストは本当に嫌ですね。
人間であると証明した隊長は、アンドロイドに預けていた銃を取り戻します。
次の人間をくじで決め、ドクターに決まりました。
ご老体にはキツそうですが、この人もまた人間です。
この、なかなかこない感じがたまりませんよね。じゃあ、誰やねん!ていう。
次は黒人です。
黒人、空気を抜いた瞬間、バタンて倒れます。
ちょっと笑ってしまいました。
ごっつ早いんですもん。
で、しかも扉が故障したとかアンドロイドが言い出して、
仕方なく隊長が銃で隔離ガラスを割ります。
助けようとしたドクターを、黒人から出てきたエイリアンが襲い、ドクターの口の中へ入ります。
ドクター(エイリアン)は走って逃げながら、ルイスを突き飛ばしていきます。
ルイスは壁で頭を打ちつけ、倒れます。
アンドロイドがルイスに駆け寄り、「死んでる」と言った瞬間、ルイスの口から怪物が顔を出します。
こうして、遂に隊長とヒロインとアンドロイドと髭面だけになってしまいました。
この場面は、結構緊張感もあり、テンポが良かったので、かなり楽しめました。
この後、乗り移られたドクターは、海上の嵐が去ったため救援を呼び、基地の自爆装置を作動させます。
ドクターを地上に帰すわけには行かないと、生存者は手分けしてドクターを捜します。
アンドロイドが「ドクターを見つけた」と報告をよこすので、
近くにいた隊長とヒロインが駆けつけると、
アンドロイドはドクターの傍らに立ち、銃をこちらに向けています。
どうやら、まだ寄生されていない頃のドクターに、エイリアンを守るよう改造されてしまっていたようです。
ドクターはこの世紀の発見を研究したかったのでしょう。
その頃、髭面は坑道で、別のエイリアンに襲われますが、必死で対抗します。
ドクターは逃げ、アンドロイドが隊長とヒロインを撃ち殺そうとすると、
そこへ髭面が現れ、火炎放射器でアンドロイドを焼き殺します。
アンドロイド、めっちゃ悲鳴を上げてます。
あんな泣き叫ぶアンドロイド、見たくなかったです。
あそこまで痛みを感じたり熱がったりするモンなんですか?アンドロイドって。
さあ、ドクターに追いつきました。
こいつも焼きます。
めっちゃ悲鳴上げます。
まあ、人間の肉体ですし、許します。
さて、実は髭面もやられちゃってました。
焼きます。焼き払います。
主人公とヒロインは潜水艇で脱出します。
ラストは曖昧です。
「遊星からの物体X」を意識したのでしょう。
長くなってしまいましたが、この映画、なかなか動きがあって、あまり退屈させません
たまに無駄な会話シーンとかでだれますが、許容範囲です。
低予算映画にしては、よくできていました。
好きです。☆好物☆です。
どうも自分が好きなB級映画は、あまり面白おかしくできませんね。
許してやるよという方は、ポチポチとお願いできないでしょうか。

小学生の頃に近くのビデオ屋でこのビデオを発見して興奮しました。
なんといっても、エイリアンがウィズインするんですよ。
要するに寄生するんですよ。人から人へ。疑心暗鬼ですよ。
寄生生物を扱ったB級映画は、そこそこ俺の中でヒット率が高いんですよ。
そこからの俺の行動は早かったですね。ええ、そりゃもう。
愛想のない店員に金を叩きつけ、道行く猫を蹴飛ばし、うるさいオカンを怒鳴りつけ、部屋に入ると電気を消し、壊れかかったビデオデッキを優しく愛撫しながら、無理矢理に挿入してやりました。
とにかく、早く見たかったって事です(ノ´∀`*)テヘ
無事、ビデオは動き始めました。
B級映画のレンタルビデオならではの、長~~い予告をかっ飛ばし、
さあ、題字が出て参りました。
エイリアン・ウィズイン!!
一回、ビデオを外に出しました。
何回もビデオテープを引っくり返したりして、確かに「エイリアン・ウィズイン」というシールが貼られていることを確認しました。
というのも、オープニングが始まって主題曲が流れ出したんですけれども、
その曲が完全に「エイリアン・ターミネーター」と一緒なんですよ。
けっこう好きな感じの曲だったので、すぐ分かりました。
よく分からないんですけど、劇中に使われるBGMも一緒だし、映像の雰囲気も一緒なので、たぶん同じ製作スタッフが作ったんでしょうね。
「エイリアン・ターミネーター」が地下の話だったのに対し、
今回はちゃんと海底ですので、安心して鑑賞を再開いたしました。
いきなり宇宙の映像を背景にしてのオープニングから始まりましたが、どうやら敵はずっと昔に宇宙から飛来して海に沈んでいたエイリアンのようですので、まあ問題ないでしょう。
西暦2020年、地球の資源は枯渇しつつあるので、海底を開拓して、移住の可能性を探っているそうです。
移住せんでも、海底から資源を探せばいいじゃない。それでないなら、移住したって無駄じゃね?
って思う俺は馬鹿なんですかね?
よく分かりません。
さて。今回、じゃっかん俺が下ネタに走ってしまったのにも理由があります。
この映画、最初の会話が下ネタでしたから。
海底で、作業メンバーたちが団欒しております。
すると、作業員の一人、髭面の通信士が
「おい、新顔じゃん。誰だ?」
と、女を指差しながら隣の黒人に話しかけます。
海底基地なんだから、来るには潜水艇で来るしかないし、今更気づくのおかしくない?
とかって考える俺はアホなんですかね?
「さあ、女が増えて嬉しいね」
と答える黒人も今気づいた風。
もっと周りに関心を抱いて欲しいものです。
海底に長くいると、心も枯渇してくるのでしょうか。
「彼女はエリートよ。講習に来たコンサルタント」
と巨体女が二人に教えます。
こっからです。
「穴の掘り方の講習か?」
とルイスって奴が言うと、
髭面が大笑いしながら、
「彼女の穴をか?」
ハッハッハッハッハって笑ってます。無邪気です。
映画の冒頭としては、なかなか引っ張ってくれます。
いきなり何を言い出すのかって感じでした。
そのあと、採掘作業中にルイスが大怪我をし、医療室で治療を受けます。
ここで、隊長とドクターの仲の悪さも分かります。
主人公は、この時点ではまだ特定できません。
おそらく隊長か髭面ってとこです。
ただ、
さてこの映画、名作「遊星からの物体X」にかなり影響を受けています。
ロシア基地からの救難信号を受け、隊員達が出向くと、
ロシア基地の隊員は死んでいるか行方不明。
主人公達は、非常に重いUFOらしきものを発見します。(すごく小さい!)
どうやらロシア基地の隊員が海底で見つけたもののようです。
そのとき銃声が聞こえてきて行ってみると、ロシア基地の生き残り二人が殺し合っている。
というより、片方が何かを喚きながら、もう一人を殺そうとしている。
隊長は迷わず、撃とうとしたロシア人を射殺。
その際に主人公側の仲間が撃たれますが、そいつはアンドロイドだったらしく、無事です。
ね?ここまでの展開、かなり似ていますでしょ?
ここからも、かなり似てます。名作への愛を感じて嬉しく思いました。
救出して主人公達の基地に連れ帰ったロシア隊員に、案の定エイリアンが潜んでいました。
発作を起こした隊員に巨体女が人工呼吸を施します。
隊長やドクターがようやく駆けつけると、
巨体女が口元を拭いながら、「死んだわ」と言います。
それからしばらくした後、巨体女も発作を起こし、口からエイリアンが出てきます。
こいつ、寄生生物のくせに、最終的には宿主を殺してしまうみたいです。
だから次々と宿主を変えなければならないみたいです。
巨体女から出てきたエイリアンは、隣で回復に向かっていたルイスを襲います。
そこへ主人公達が駆けつけると、
ルイスは安静のための拘束具を引き千切り、棒を振り回して、
「奴はどこへ行った? やっつけたか?」と騒いでいました。
巨体女が、発作を起こすまで普通に振舞っていたことから、
敵は頭が良く、宿主の記憶を吸収し、演技もできることが分かります。
当然、ルイスは疑われることになりますが、
アンドロイドが「エイリアンは健康な肉体を好むらしい」との情報を出し、
ルイスには乗り移れなかったと言う。
隊長は特に調べようともせず、
エイリアンはどっかに逃げたに違いない、基地内を二人組で手分けして捜そうとなります。
この捜索の際、ドクターと視察に来た女(ヒロイン)が座り込み、昔話を始めます。
正直、どうでもいいです。
特に伏線になっているというわけでもなく、まあ、せいぜいドクターが野心家だと分かる程度です。
その間も、ルイスが疑われつつ捜索が続きますが、エイリアンは見つからない。
ここで、ドクターが大事な情報を隠していたことが分かります。
エイリアンは宿主を変える際、死んだ人間の肉体に卵を産み付けていくそうです。
ロシア基地から持って帰った隊員の死体全てに卵が(((( ;゚д゚)))アワワワワ
急いで死体を処分しようとすると、既に何者かが持ち去ってしまっています。
これで敵は一匹とは限らなくなりました。
そんな簡単に死体とか持ち運んだり隠したりできないと思うんですが…
展開としては面白いんで、気にしません。
おかげで隊員達は、完全にお互い疑心暗鬼です。
↑このシーンで、
ドクターがコンピュータのキーボードを人差し指二本で打ってるのに感動しました。
実は俺もそうでして、人差し指二本だけで打ってる割には異常に速いねとよく言われます。
怪物に寄生されると新陳代謝が早くなるらしいので、
代謝速度の速さを調べる装置をドクターが作ったそうです。(・∀・)スゴイネ!
さあ、調べましょう。
あれ?
調べんのん?
解散したのに、なぜか隊長は寝室で休んでるし。
どんだけ余裕なんですか?
そんなんしてたら、ほらぁ!!!
何者かに装置が破壊されちゃいました。
(といっても、画面上には、薬品等のビンを割る姿しか映りません)
そのあと、隊員達の中にいるのは確実となったんで、誰がやったんだとなるわけですが
聞いてたら、「お前、昨夜消えたな」と、ルイスが黒人を疑います。
どうやら、一晩、検査をしなかったようです。
しかもいっぱい怪物が徘徊してるはずなのに、一人ずつ寝るってどういうことですか
黒人は「トイレだよ」と答えますが、
「2時間も?」と聞かれ、
「ああ、そうさ」と答えます。
ここで隊長が代案を考えます。
これも、「遊星からの物体X」のような力技作戦です。
怪物は宿主の命が危険に陥ると出て来るそうなので、
一人ずつ部屋に閉じ込めて、部屋の空気を抜いちゃいます。
ここで隊長が自室に戻り、音声録音を残しますが、
その内容が「遊星からの物体X」のマクレディの録音に酷似しています。
さて。検査開始です。
まず提案者である隊長から始めます。
ここは、思わず隊長と一緒に息を止めてしまうシーンです。
かなり苦しんでます。
失神したら、20数えて助け出す。それなら蘇生に影響はない、とアンドロイドは言います。
「遊星~」の親指を切るのも嫌でしたが、このテストは本当に嫌ですね。
人間であると証明した隊長は、アンドロイドに預けていた銃を取り戻します。
次の人間をくじで決め、ドクターに決まりました。
ご老体にはキツそうですが、この人もまた人間です。
この、なかなかこない感じがたまりませんよね。じゃあ、誰やねん!ていう。
次は黒人です。
黒人、空気を抜いた瞬間、バタンて倒れます。
ちょっと笑ってしまいました。
ごっつ早いんですもん。
で、しかも扉が故障したとかアンドロイドが言い出して、
仕方なく隊長が銃で隔離ガラスを割ります。
助けようとしたドクターを、黒人から出てきたエイリアンが襲い、ドクターの口の中へ入ります。
ドクター(エイリアン)は走って逃げながら、ルイスを突き飛ばしていきます。
ルイスは壁で頭を打ちつけ、倒れます。
アンドロイドがルイスに駆け寄り、「死んでる」と言った瞬間、ルイスの口から怪物が顔を出します。
こうして、遂に隊長とヒロインとアンドロイドと髭面だけになってしまいました。
この場面は、結構緊張感もあり、テンポが良かったので、かなり楽しめました。
この後、乗り移られたドクターは、海上の嵐が去ったため救援を呼び、基地の自爆装置を作動させます。
ドクターを地上に帰すわけには行かないと、生存者は手分けしてドクターを捜します。
アンドロイドが「ドクターを見つけた」と報告をよこすので、
近くにいた隊長とヒロインが駆けつけると、
アンドロイドはドクターの傍らに立ち、銃をこちらに向けています。
どうやら、まだ寄生されていない頃のドクターに、エイリアンを守るよう改造されてしまっていたようです。
ドクターはこの世紀の発見を研究したかったのでしょう。
その頃、髭面は坑道で、別のエイリアンに襲われますが、必死で対抗します。
ドクターは逃げ、アンドロイドが隊長とヒロインを撃ち殺そうとすると、
そこへ髭面が現れ、火炎放射器でアンドロイドを焼き殺します。
アンドロイド、めっちゃ悲鳴を上げてます。
あんな泣き叫ぶアンドロイド、見たくなかったです。
あそこまで痛みを感じたり熱がったりするモンなんですか?アンドロイドって。
さあ、ドクターに追いつきました。
こいつも焼きます。
めっちゃ悲鳴上げます。
まあ、人間の肉体ですし、許します。
さて、実は髭面もやられちゃってました。
焼きます。焼き払います。
主人公とヒロインは潜水艇で脱出します。
ラストは曖昧です。
「遊星からの物体X」を意識したのでしょう。
長くなってしまいましたが、この映画、なかなか動きがあって、あまり退屈させません
たまに無駄な会話シーンとかでだれますが、許容範囲です。
低予算映画にしては、よくできていました。
好きです。☆好物☆です。
どうも自分が好きなB級映画は、あまり面白おかしくできませんね。
許してやるよという方は、ポチポチとお願いできないでしょうか。



コメント
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こんにちはー。
ありがとうございます。
できる限り見やすくてスッキリしたページにしようと試行錯誤しているのですが……なかなか難しいです
ありがとうございます。
できる限り見やすくてスッキリしたページにしようと試行錯誤しているのですが……なかなか難しいです

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サイドメニューの50音別になったのが斬新ですね。
作るのが大変だったと思います。