エイリアンズvsプレデター2 レクイエム
ちょっと残念感の濃かったAVPRですが、見所もなかったわけではないですよ。
1以上にハチャメチャ度が増して、お祭り映画色が強くなってました。
ただ、物語としてのバランス等がかなり失われたので、全体的に物足りない感じが強いです。
画像はクリックすると大きくなります。

プレデリアンです。ゲーム等では既にお馴染みだった奴が映画に初登場。
プレデリアンはなんと、フェイスハガーがいなくても人間に卵を植えつけることができる。
しかも、その人間の腹からは、一度に何匹ものエイリアンが……


前作では、プレデターがまだ未成熟の青年戦士だったためか、
エイリアン対プレデターとは言っても一騎打ちが多かったのですが、
今作では、
ハイテクと知恵を駆使した孤高の狩人プレデターと、
圧倒的な量で押し寄せてくるエイリアンとの戦いが見れます。
まあ、公開前から今回のプレデターは伝説の戦士だと聞いてた割には、そうでもなかった感もあります。

戦いに備え、装備を整えるプレデター。
壁には武器や防具がズラリと並んでいる。

ちなみに今回、プレデターの肩に乗ってるレーザー砲を勝手に人間が使っちゃいます。
ショットガン感覚で使いこなしてました。




この映画、始まってしばらくは、結構興奮したし、期待したんですけどね。
町が異変に包まれていくあたり。
ただ、前半のかなりの部分が、登場人物の紹介にあてられるのですが、
お祭り映画という性質上、登場人物たちは脈絡もなくバサバサ殺されていくので、
その描き込みが活かされてないんですよね。
つまり、映画として目指すものを考えた際に相反するものが組み込まれてしまってるわけです。
ちなみにバサバサ死ぬとは言っても、予告で流れている程度です。
予告は、ほぼすべての登場人物の死を集めて作られていました。
予告を見て感じたほど、人間がやられていくシーンは映りません。
さっきまで大勢人のいたところが、次に行ってみると無人の廃墟と化していた。
そんな感じです。

怪我人やフェイスハガーに取りつかれた者、医者で溢れかえる病院。
だが、


完全に人の姿はなくなっている。
これはこれで大切な演出なのですが、もう少し、
大勢の人間がエイリアンの群れに襲われているシーンを入れるべきだったのではないかと感じます。
その点では、『30 Days of Night』を見習ってもらいたいです。


前作AVPと同様、近作にも“リプリー風の逞しい女性”が登場します。
これ、エイリアンである以上、登場させたい気持ちも分かるのですが、
やはり上手くいってないんですよね。
前作では、女性のカッコよさが、嘘くさく、作られたものにしか見えませんでしたし
今作はエイリアン2を意識してか、娘との関係にも悩む母親として登場するのですが、
どうも、ついていけないんです。娘との関係も、うまく消化できていたとは言えませんし。
それから、ふと思ったんですが、
“リプリー風の女性”を出すなら、何故“シュワちゃん風”を出さないんですかね笑





予告を見て楽しみにしていた、陸軍vsエイリアン戦。
せっかくエイリアンが初めて密室ではなく地上に現れたんだから、
お祭り騒ぎでドンパチやってくれるのかと思いきや
エイリアン2の部隊がどれだけ優秀だったのかを懐かしむだけの結果に。

軍のヘリが救出に来るまで、エイリアンの群れの真ん中で持ちこたえようとする警官や市民達。
だが彼らの命を絶つのは……
その結末は、あんまりじゃないかと感じました。
投げすぎでしょう。
エイリアンとプレデター、
ファンのことを考えると、どっちを勝たせるわけにもいかないというのは分かるんですが……
それにしても驚きなのは、
『アイ・アム・レジェンド』と、この『AVPR』が、どちらも90分の上映時間ということです。
大作映画は二時間超が当たり前の最近では、かなり短いです。
おかげで、どちらもラストに向けて、急速に尻すぼみしてしまいます。
残念ですなぁ……
参考になったよんという方は、クリックお願いできますでしょうか。

関連商品はこちら
1以上にハチャメチャ度が増して、お祭り映画色が強くなってました。
ただ、物語としてのバランス等がかなり失われたので、全体的に物足りない感じが強いです。
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プレデリアンです。ゲーム等では既にお馴染みだった奴が映画に初登場。
プレデリアンはなんと、フェイスハガーがいなくても人間に卵を植えつけることができる。
しかも、その人間の腹からは、一度に何匹ものエイリアンが……


前作では、プレデターがまだ未成熟の青年戦士だったためか、
エイリアン対プレデターとは言っても一騎打ちが多かったのですが、
今作では、
ハイテクと知恵を駆使した孤高の狩人プレデターと、
圧倒的な量で押し寄せてくるエイリアンとの戦いが見れます。
まあ、公開前から今回のプレデターは伝説の戦士だと聞いてた割には、そうでもなかった感もあります。

戦いに備え、装備を整えるプレデター。
壁には武器や防具がズラリと並んでいる。

ちなみに今回、プレデターの肩に乗ってるレーザー砲を勝手に人間が使っちゃいます。
ショットガン感覚で使いこなしてました。




この映画、始まってしばらくは、結構興奮したし、期待したんですけどね。
町が異変に包まれていくあたり。
ただ、前半のかなりの部分が、登場人物の紹介にあてられるのですが、
お祭り映画という性質上、登場人物たちは脈絡もなくバサバサ殺されていくので、
その描き込みが活かされてないんですよね。
つまり、映画として目指すものを考えた際に相反するものが組み込まれてしまってるわけです。
ちなみにバサバサ死ぬとは言っても、予告で流れている程度です。
予告は、ほぼすべての登場人物の死を集めて作られていました。
予告を見て感じたほど、人間がやられていくシーンは映りません。
さっきまで大勢人のいたところが、次に行ってみると無人の廃墟と化していた。
そんな感じです。

怪我人やフェイスハガーに取りつかれた者、医者で溢れかえる病院。
だが、


完全に人の姿はなくなっている。
これはこれで大切な演出なのですが、もう少し、
大勢の人間がエイリアンの群れに襲われているシーンを入れるべきだったのではないかと感じます。
その点では、『30 Days of Night』を見習ってもらいたいです。


前作AVPと同様、近作にも“リプリー風の逞しい女性”が登場します。
これ、エイリアンである以上、登場させたい気持ちも分かるのですが、
やはり上手くいってないんですよね。
前作では、女性のカッコよさが、嘘くさく、作られたものにしか見えませんでしたし
今作はエイリアン2を意識してか、娘との関係にも悩む母親として登場するのですが、
どうも、ついていけないんです。娘との関係も、うまく消化できていたとは言えませんし。
それから、ふと思ったんですが、
“リプリー風の女性”を出すなら、何故“シュワちゃん風”を出さないんですかね笑





予告を見て楽しみにしていた、陸軍vsエイリアン戦。
せっかくエイリアンが初めて密室ではなく地上に現れたんだから、
お祭り騒ぎでドンパチやってくれるのかと思いきや
エイリアン2の部隊がどれだけ優秀だったのかを懐かしむだけの結果に。

軍のヘリが救出に来るまで、エイリアンの群れの真ん中で持ちこたえようとする警官や市民達。
だが彼らの命を絶つのは……
その結末は、あんまりじゃないかと感じました。
投げすぎでしょう。
エイリアンとプレデター、
ファンのことを考えると、どっちを勝たせるわけにもいかないというのは分かるんですが……
それにしても驚きなのは、
『アイ・アム・レジェンド』と、この『AVPR』が、どちらも90分の上映時間ということです。
大作映画は二時間超が当たり前の最近では、かなり短いです。
おかげで、どちらもラストに向けて、急速に尻すぼみしてしまいます。
残念ですなぁ……
参考になったよんという方は、クリックお願いできますでしょうか。


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コメント
はじめまして!
No title
やはり予想通り尻すぼみでしたか...
そんなものだろうとはおもっていましたが...
そんなものだろうとはおもっていましたが...
No title
>ブロッケンさん
初めまして~☆
それは分かります!
ちょっと愛くるしさを感じました笑
>モンスターAMさん
お祭り映画としてみれば、特に問題ないですよ笑
初めまして~☆
それは分かります!
ちょっと愛くるしさを感じました笑
>モンスターAMさん
お祭り映画としてみれば、特に問題ないですよ笑

No title
確かに陸軍とエイリアンの戦闘はあんまりでしたねw5分ももたないなんてw
No title
一瞬過ぎる……
やられていく様子も、一瞬だったし。
やはり予算不足か……。

やられていく様子も、一瞬だったし。
やはり予算不足か……。
コメントの投稿
おっしゃるとおり急激に尻すぼみしましたよね…
逆にそこがB級っぽくて愛しかったです(´∀`)