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遊星からの物体X

遊星からの物体X ― コレクターズ・エディション遊星からの物体X ― コレクターズ・エディション
(2002/04/19)
カート・ラッセル、ウィルフォード・ブリムリー 他

商品詳細を見る



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↑あれ?一人写ってない奴がおるなぁ。

☆名作☆。マジ☆名作☆

あらすじ
【長い眠りから解き放たれた未知の生命体!果たして人類に生き残る道は残されているのか?】
その恐怖は一匹の“犬”から始まった。見渡す限り氷に囲まれた白銀の大雪原をヘリコプターに追われて逃げる“犬”は、アメリカの南極観測基地へと辿りつく。ヘリコプターを操縦するノルウエー隊員が銃を乱射したため、アメリカ隊員はやむおえず彼を撃ち殺すが、やがて、ノルウエー隊員が異状に錯乱していた理由が明らかになる。なんと“犬”の正体は10万年前に地球に飛来したエイリアンだったのだ!接触するものを体内に取り込むエイリアンは、巧みに人間の姿に変身、吹雪に閉ざされた基地内で、隊員たちは互いに疑心暗鬼になっていく。そんな中、彼らは挙動不審なマクレディ(カート・ラッセル)をエイリアンではないかと疑うが・・。「ハロウイン」で一躍、ニューホラーの旗手となったジョン・カーペンター監督が、名匠ハワード・ホークスの「遊星よりの物体X」をリアルなSFX技術を駆使してリメイクした傑作ホラー。観客のド肝を抜く不気味なエイリアンの造形はグロテスクかつ芸術的。

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珍しい髭面のカート・ラッセル。

寄生タイプの怪物映画の金字塔。
疑心暗鬼の張り詰めた空気、何が起こるか分からない緊張感。
原作のタイトル『Who goes there?』を意識させる恐怖。

最高です。

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吸収した他生物に巧みに化けるエイリアン。
犬だけではなく、ついには人間も、その被害に──。

今見ても通用する怪物の造形は見事という他ありませんが、
さらにこの映画は、演出面で、他の寄生生物映画と比べ圧倒的に優れています。


下に、その例として二つのシーンを挙げます。


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主人公(カート・ラッセル)が疑われ、リンチされかけるので、銃と爆弾でみんなを脅す場面です。
その争いの中で、一人が突き飛ばされ、倒れます。

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倒れてしまったノリス。心臓が止まってしまったらしく、医師達が電気ショックを試みる。

その間にも、主人公と周囲には張り詰めた空気が漂っています。

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左端の男に注目です。

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短いカットが挿入され、武器を探しているのが分かります。

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こっそりと武器を握る男。一気に緊張が高まっていきます。


その緊張の中、医師が必死で電気ショックを繰り返しています。

と、そこで、





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怪物が姿を現します。

初めて見る人なら、ほぼ間違いなくこのシーンは飛び上がるでしょう。



別のことに気をそらせておき、一挙に恐怖を叩きつけてきます。
気をそらせる対象自体も、きちんとしたサスペンスとして成立しています。

そこが、この映画のすごいところです。



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次のシーンは、生存者達が、誰が怪物なのか検査しようとするシーンです。
みんなの血を数滴ほど取り、熱した針に触れさせます。

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「利己的なんだ、そして、あらゆる部分が全体なんだ。あらゆる断片が自足していて、それ自体が動物なんだよ。

もうひとついえば、話が見えてくるんじゃないか。血に神秘的なところはない。筋肉や肝臓の一部と同じように、あたりまえの身体組織にすぎん。結合組織があまり多くないだけだ。もっとも、何百万、何千万という生きた組織をそなえている。

ある意味で、これはたしかなことだ。まだ人間のほうが──別のやつらより数で勝っているのは、まずまちがいない。別のやつらはここに立っている。そしておれたちには、きさまら──きさまら別世界の種族──には明らかにないものがそなわっている。模倣したものじゃない、骨に刻みこまれた本能。おれたちを駆りたてる、消すことのできない純粋な火が。おれたちは戦う、きさまらが真似しようとしても、足もとにもおよばない激しさで戦うんだ! おれたちは人間だ。おれたちは本物だ。きさまらは偽物だ、細胞ひとつひとつの核にいたるまでまがいものなんだ。

いいか。ここが正念場だ。きさまらは知っている。心を読めるきさまらはな。おれの脳からアイデアを読みとったはずだ。けれど、手も足もだせないんだ。ここに立っているしか──。

話を元に戻そう。血液は組織だ。やつらだって血は流さなきゃならん。切っても血が出なかったら、そいつがまがいものだってことになるからだ! 血が出たら──本体から分離したその血がひとつの個体──それ自体が新たに作られた個体なんだ、ちょうどやつらが──やつら全部がひとつのオリジナルから分かれた──個体であるように!

血は──その血はいうことをきかないだろう。そいつは新しい個体で、自分の命をしゃにむに守ろうとする。オリジナル──分離する前の本体──と同じように。血は生きようとして──熱い針から逃げ出そうとするんだ!」


以上、原作である「影が行く」より抜粋。

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一人一人検査が進んでいく。ここでくるのか?ここでくるのか?と思いつつ食い入って見るが、なかなかこない。

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まさに観客の気にしていたことを登場人物が指摘。

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ごく自然な流れで、さらっとパーマーの血液に針を刺す。

すると──





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甲高い悲鳴を上げて逃げ出す血液の偽物。
ここも、初めて見る人は、かなりビビると思います。

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さて、最後ですが、


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有名なラストシーン。
どちらかが人間ならば、やがて凍死し、
もしも怪物ならば、冬眠して救援隊を待つ。

息の白くないチャールズ(黒人)が怪物だとする説がファンの間で流れたが、
監督は「撮影ミス」として「二人ともが人間のつもりで撮っている」と否定しているらしい。

続編として、『遊星からの物体X Episode2』というゲームが発売されている。
プレイヤーが救援チームの隊長となるこのゲームでは、冒頭でチャールズの凍死死体を発見。
また、ラストでは主人公が登場する。
これが意味することとは──?


この映画、または続編であるゲームが大好きという方、興味あるという方、どうでもいいよという方も、
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テーマ : B級映画 - ジャンル : 映画

コメント

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No title

↑ せっかくコメントしたのに間違って「管理者にだけ表示を許可する 」にチェックを入れてしまいました。
(;´▽`A``

No title

ちゃんと読んでおきました(∀`*ゞ)
ありがとうございます。

特撮・SF・ホラー・オカルト系が好きでしたら、子の映画は見て損しないと思いますよv-10

な、懐かしい

はじめまして。
これは懐かしい!
約20年前の大学新入生のとき、恐る恐る入った大学SF研で先輩方と親しくなるきっかけを作ってくれたのが、この映画でした。

初めまして☆

そうなんですか~(´ー`)
SFと言えばコレっという感じだったのでしょうか。
自分にとっても、この映画はなかなか思い出深いものです。

サイト読ませていただきました。
山本弘さんの『MM9』という本が無性に読んでみたいです。本屋でバイトをしていますので、今度探してみます。
谷甲州さんの『パンドラ』は自分も読みました!日本作家さんのSFとしては、かなりお気に入りです。
『夜間飛行』『宇宙の戦士』などは、子供の頃に読んだので、とても懐かしいと感じました( ´∀`)

はじめまして

ご訪問ありがとうございます。
これ、おもしろいですよね。こないだ記事書いたので、TBさせてください。写真いっぱいなので、記事読んでて楽しかったです。
応援Clickして帰ります。またのぞいて下さい。

No title

はじめまして~☆
こちらこそ、訪問&お褒めの言葉&応援クリック、ありがとうございます。
ぜひトラックバックお願いします。

映画情報がいっぱいで感動しました。
もちろん、今後とも覗かせていただきます。

No title

これは名作でしたねぇ。
未だに怖かったイメージが残ってます。
続編がゲームってのは初めてしりました。やってみたかったですが…今となってはプレイできる根性は持ち合わせていません(汗)

No title

ゲームは、ちゃんと、映画のラストと繋がってるんですよ。
救助に来た人たちの話なので。
そのうちゲーム日記を書いてみますね。
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