クリムゾン・アイランド
![]() | クリムゾン・アイランド (2003/03/07) ジェイミー・プレスリー 商品詳細を見る |
あらすじ
数世紀前の中央アメリカ。小さな村マガーニョには常に災難が降りかかっていた。そこで呪術師は命をかけて儀式を始め、ピニャータと呼ばれる土偶を二つ作った。奇怪な形で不幸を象徴するものに人々の持つ全ての悪と罪を封じ込め、美しい女性像に幸福の象徴として祈りを込めた。そして悪の土偶は川に流され、村はついに平穏を取り戻した。月日は流れ、現在。メキシコ独立記念日の5月5日は盛大な催しものが各地で行われていた。ウッドマン大学では宝探しゲームが企画され、若者たちは沖から数マイル離れた無人島に繰り出した。ゲームの最中、一組のカップルが不気味な土偶が半ば埋もれているのを見つけ出す。この地の習慣でそれを割ったとたん、不気味な叫びがこだまする!それは永久に封印されるはずだった悪の土偶だったのだ。溜まりに溜まった悪と罪の根源が今解放されてしまった。かつて誰も見たこともない殺戮が始まった!


水鉄砲なんかで遊ぶ学生達。
楽しそうです。
空から撮影したりしちゃって、やたら気合の入った撮影。
これはもしかすると、なかなかのモンスターを見せてくれるかもしれません。
しばらくはアホな学生達のアホな会話が続きます。
我慢です。つまらん冒頭に耐えてこそのB級です。
学生達は島中に隠されたパンティーを探して遊ぶみたいです。
ルールとして、二人一組で手錠で繋がれます。
どうでもいい会話が、どうでもいい空気の中、続きます。
我慢です。忍耐です。そのうちカッコイイ怪物がこいつらを襲うはずです。
そんなこんなしていると、一組のカップルが、ピニャータを発見します。

角をつかんで引きずり回し、女が男に自慢します。
何かいいものが入ってるかもと、割ってみることにします。
まずは木の枝で鞭打ちの刑です。

割れる気配がありません。
岩を使おうということになります。
ピニャータ、どことなく不機嫌そうな空気が漂い始めます。

その辺にしとけよ、お前ら

しかしドSな学生達は、ピニャータもドSだということに気づかず、痛めつけ続けます。
そしてついに、ピニャータを割ることに成功した学生達。
唸り声が響きます。

かなり怒ってます。
即座に男を殺します。
このカップルは、ズルをして手錠の鍵を持っていたので、女は逃げます。

めっちゃ怒ってます。怒り心頭です。
逃げた女は、遭遇した仲間に必死で説明しますが、信じてもらえません。

木陰から次の獲物を眺めるピニャ。
襲撃シーンで、一瞬ですが、衝撃のピニャータの全体像が垣間見えます。

殺ってやるぜ。お前ら全員な。

さらに別の獲物を見つけ、ツタを伝って降りてくるピニャ。
どことなく間抜けです。というより、間抜けにしか見えません。
同じことを思ったのか、学生達は近づき、つついてみたりします。

ドSのピニャは、イライラがクライマックスです。

結局、キレてしまいました。
カルシウムが足りていないようです。

家を出る前に、妻とでも揉めたのでしょうか。
家庭内のごたごたを持ち込まないでもらいたいものです。

えらい剣幕で追ってきます。
目が合っただけで絡んでくる都会のヤンキーのような奴です。
その後も、多彩な攻撃方法で殺しまくるピニャ。
もう止まりません。
どことなく『プレデター』を意識しているのか、
ピニャの目線の映像がやたらプレデターのに似ていたり、
一人だけ気づかれないように吊り上げて殺すなど、
どうやらピニャは、プレデターに憧れを抱いているようです。

どことなく楽しそうなピニャ。
仕事に疲れて帰ってみると、娘からの手紙が扉に貼ってあったのでしょうか。
あるいは、冷めていないスープを用意して、妻が帰りを待っていたのでしょうか。
とにかく、ご機嫌のようです。

首が飛んだ!!
そしてここで、ピニャは何を思い切ったのか、いきなり、


飛びます。
どうしたと言うのでしょう。
ビーデルさんが飛べるようになった時と同じくらいビックリしました。
ピニャが飛んだんですよ!!
クララが立ったとかいうレベルじゃないです。

ピニャってこんな顔でしたっけ?
整形でもしたのでしょうか?
きっと、自分に自信が持てなかったのでしょう。
そんな弱気ではアルバトロスに就職できません。

地上に降りると、元に戻りました。
やっぱり、ありのままの自分が好きだったようです

激闘の末、砕け散るピニャ。
その生き様を、私達は忘れない。
耐え切れない苛立ちを周囲に当たり散らし、
しかし時には陽気な一面も見せ、
憧れの人に思いを馳せつつ、
空を飛ぶことによって見事に超えて見せた、
そんな彼の生き様を、我々は忘れてはならない。
アルバトロス。
それは幸運を運ぶ鳥、アホウドリ。
その名に恥じないピニャを、ここに称えよう。

炎の中に一瞬、映るピニャの面影。
アーメン。
そんなピニャには悪いのですが、☆駄作☆です。
彼の破天荒ぶりを楽しむだけの映画でした。
ピニャに心打たれた人は、ポチポチしていただけますでしょうか。





コメント
No title
完全に見る人を選ぶ映画です笑
俺は楽しみました(・∀・)
俺は楽しみました(・∀・)
o(*^▽^*)oあはっ♪
茶色の小型超人ハルクと仮面ライダーアマゾンに出てくる十面鬼を連想しながら記事を拝読しました。
恐ろしく怖そうですねえ(笑)
恐ろしく怖そうですねえ(笑)
゚・*:.。..。.:*・゜ヽ( ´∀`)人(´∀` )ノ・゜゚・*:.。..。.:*
走る時や飛ぶ時に、かなり顔や姿が変わるので、面白かったです。
仮面ライダーアマゾンに出てくる十面鬼というのは存じませんが、名前からして似てますね笑
仮面ライダーアマゾンに出てくる十面鬼というのは存じませんが、名前からして似てますね笑
No title
私のブログ名を出していただいてありがとうございます。
確かに、十面鬼ぽいですね。
アルバトロスにしては、CGがけっこういいような印象を受けますね。けっこう楽しめそうな予感がします。見かけたらレンタルしてみます。
ちなみに、家庭内の事情を云々のくだりで、思いっきり噴いてしまいました。
確かに、十面鬼ぽいですね。
アルバトロスにしては、CGがけっこういいような印象を受けますね。けっこう楽しめそうな予感がします。見かけたらレンタルしてみます。
ちなみに、家庭内の事情を云々のくだりで、思いっきり噴いてしまいました。
No title
十面鬼に興味が沸いてきました笑
アルバトロスとしては、かなり、まともなほうだと思いますよ。
アルバトロスとしては、かなり、まともなほうだと思いますよ。
No title
ああ、確かに。十面鬼似てます。
そっくりです。一つだけで見ると割合マヌケなものですね。新しい発見でした。
そっくりです。一つだけで見ると割合マヌケなものですね。新しい発見でした。
No title
十面鬼、そんなに似ているんですね。
というか、すごい有名なんですね、十面鬼。笑
アマゾンは、一番好きな仮面ライダーだったのですが、
怪獣までは覚えてませんね……。
というか、すごい有名なんですね、十面鬼。笑
アマゾンは、一番好きな仮面ライダーだったのですが、
怪獣までは覚えてませんね……。
。・゚・(ノ∀`)・゚・。
もう、なにがなんだかww みたくなってしまうなぁアヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ
No title
見たらいいですよ笑
くだらなすぎて早送りしてしまうかもですがww
くだらなすぎて早送りしてしまうかもですがww
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『クリムゾン・アイランド』
制作年:2002年
制作国:アメリカ
上映メディア:劇場未公開
上映時間:85分
原作:
配給:アルバトロス
監督:デビッド・ヒレンブランド
主演:ジェイム・プレスリー
宝探しゲームの企画で、無人島に繰り出した若者たち。
ゲームの最中...
思いっきり笑えてしまいそうな映画ですね。
愛嬌があるのか、わからないけれども
早速、チェックしてみたいと思います。
ありがとうございました。