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スティーブン・キングの映像化作品

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『ミスト』が公開されましたね。

スティーブン・キングの映画と言えば、
『スタンドバイミー』『グリーンマイル』『ショーシャンクの空に』が有名ですね。
似たような傾向でいえば、『アトランティスのこころ』があります。

こうして見ると、スティーブン・キングらしいホラー映画では、
いまいち有名なものがないですね。

原因としては、映像化してしまうと、ただのB級作品に生まれ変わってしまうから、
というのもあると思います。

それでも有名なのは、
『ドリームキャッチャー』『シャイニング』『シークレット・ウィンドウ』でしょうか。


俺がオススメしたいのは、
『ランゴリアーズ』『イット』『ザ・スタンド』『悪魔の嵐』
などの、テレビ映画的なヤツです。

四話くらいの話からなるドラマのような構成で、時間も長いです。
どれも三時間以上、『ザ・スタンド』に至っては、六時間ほどあります。
それでも物足りないくらいだということを考えると、
スティーブン・キングの世界を映像で表わすとなると、
やはりそのくらいの時間が必要なのでしょう。

また、テレビでの公開用ということで、
あまりグロイ描写がないというのも、一般向けになっている理由だと思います。

これらの映画は、後半に関しては、
あまりにもB級過ぎたり、ちょっと面白みが減るのですが、
前半に関しては、かなり素晴らしい出来です。

『ザ・スタンド』など、映像も音楽も綺麗で、かなり呑み込まれました。

『ザ・スタンド』には、若かりしエド・ハリスが脇役で、
ゲイリー・シニーズが主役として出演しており、何気に俳優陣は豪華で、
世紀末的な世界観も映像としてしっかり表現できており、
意外と大作になっております。

ちなみにエド・ハリスは、『ニードフル・シングズ』で主役を演じていましたね。

『ランゴリアーズ』や『イット』も、騙されたと思って見てみてください。
前半の謎の深め方は、先が気になって気になって仕方ないです。


『トミーノッカーズ』や『アイスステーション』も悪くないです。

『トミーノッカーズ』は、むしろ前半部のテンポの良さは映画の方が良いです。
後半の、変貌した妻との対決などは、小説の方が断然、素晴らしいですが。
親しみやすくなっているのは、間違いないです。

『アイスステーション』は、
『ブロス~やつらは再び帰ってくる~』シリーズの最新作に位置し、(原題を見れば一目瞭然)
話としては、スティーブン・キングの原作は全くと言っていいほど関係ないですが、
良質のB級映画に仕上がっていると思います。


スティーブン・キングが好きな方、ちょっと懐かしい感じのB級映画が好きな方、
普通の趣味の方も、気になった方は、ぜひご覧ください。

そのうち、一作一作、詳しく紹介したいと思います。


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テーマ : 映画関連ネタ - ジャンル : 映画

コメント

おはようございます。

とりあえず「イット」は観ました。
駆け足ではなく、じっくりと時間の取れるときに観てみたいですね

はじめまして

ブログ村からやってきました。
スティーブンキング特集と聞いていても立っても居られずコメントしました。
私も、ホラー&B級大好物人間で、キングが大好きです。
記入していない、キング作品で、『痩せゆく男』が好きですね。また、馬鹿馬鹿しいといえば、『マングラー』でしょうか。
今後とも、色々交流させてください。

初めまして~☆

>つぼ焼きさん
意外と一気に観てしまうので、確かに時間のある時のほうが、良いかもしれませんね。

>とら次郎さん
コメントありがとうございます。

「マングラー」のような馬鹿馬鹿しい映画も、キングらしくて好きです。

「痩せゆく男」の映画は未見ですね。今度、探してみます。

こちらこそ、今後ともよろしく御願い致します。

「悪魔の嵐」は好きですね。テレビで見てすっかり気に入ってしまい、ビデオ購入しました。原作は「ニードフル・シングス」が一番好きですけどね。「ミスト」も見たいなぁ。
キング映画はあたしの好きなミゲル・ファーラーがよく出てくるのが何とも言えませんな。墓石を蹴っ飛ばす「ナイトフライヤー」はカッコ良かった。

No title

テレビシリーズは、何故か前半のミステリアスな盛り上げ方が異常に上手いです。
「悪魔の嵐」、俺もテレビで、すごく食い入って見てしまいました。

No title

キングの「霧」は、夏休みの昼間、震えながら読んでました。

No title

初めて読んだとき、すごく背筋が凍りましたね。
それと同時に、宗教女にすげー腹が立ってました笑
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