アークトゥルス ARCTURUS

アークトゥルス DVD-ROM版 (2003/06/28) Windows 商品詳細を見る

第二章の最後くらいで止まってます。

たまにはRPGがしたくなって、やってみました
これを選んだのは、
いちいちプレステ２とかXbox出してくるんメンドイけん、
パソコンでしたかったっていうのと
有名どころより、B級に手をつけたくなるんが、俺の性格ですので




でもこれは、なかなか興味深いストーリーで面白い
韓国のゲームだからか、なんというか、日本と作りが違う
基本的に暗い。暗すぎる。
第一章は、けっこう明るいんやけど、でもどこか歪んでる

主人公の幼馴染の女の子は、
よくいる天真爛漫な性格なんやけど
性格も悪くて雑で、要するにツンデレ。
でも、よくいるツンデレでは終わらず、
なんと、平気で人を殺します
しかも、その殺人を隠蔽しようとする始末。
びっくりしました










主人公も、これまたよくいる、女の子のような男の子なんですが
その設定が、単なるキャラでは終わらず、
ちゃんと物語のキーとなっています。




で、第二章の直前から急に暗くなります。
てか、同じゲームか？というくらいに話が変わります。

そもそも、
それだけで一本のＲＰＧが作れそうなくらい長く濃い第一章が、
単なる導入、プロローグに過ぎないという構成に驚いた。

第二章は、第一章から少し時間が経つのですが、
かつての仲間たちは、互いの生死も分からず各地でバラバラになっており、
平和だった町は荒れ果て、人が人を食うような世界になっています。




主人公は悪の心に支配されてヒロインの心臓抉り出すし、
（善の部分（身体）は悪者に奪われ、
悪の主人公（心）が、自分の身体を取り戻そうと動き始める）

パーティーの主要人物の一人であるナルシストな貴族は、
顔半分が焼き爛れて性格が歪むし、
（拷問の末、人を平気で殺したりする。
その妹が後にボスとして復讐に来るのだが、
戦っていて、どちらに正義があるのか、疑わしくなってくる。
自分に唾を吐いた老人も虐殺する）

例の幼馴染の女の子は、
その貴族を支えるため慎ましい天使のような存在になるし、

敵は味方に、味方は敵になるし、

世界の雰囲気ががらりと変わるし、

マリオワールドの裏世界くらい変わります。




このゲームの暗すぎるところは、他にもあります

例えば、ある村に行くと、
村の娘たちが誰かに誘拐されたみたいな話聞いて、助けに行く
まあよくあるクエストじゃないですか
助け出してきたらアイテムもらえたりとかするじゃないですか

で、行ってみたら、娘たちは残酷な儀式の末、既に殺されていたという

村に戻って、みんな、ズーンと重い空気です。




びっくりですよね


他にも、人体実験で生まれた怪物と戦う戦闘シーンでは、
攻撃すると、人体実験の被害者達の声が聞こえてきます。


「痛い」「やめて」「お母さん」「苦しい」


そんなの言われると、攻撃しづらいです。

ほんと、ダークネスです。






ちなみに、載せている画像は、すべて第一章のものです。

第二章以降のものは、もうなんというか凄まじくて、
どうか自分の目で確かめてください。



てか難易度高すぎです

全然進めんなってきて、しかも話が重いので、ごっつ疲れました。

めっちゃ先が気になりますけど笑



どこまでも暗く、救いのない物語。

だからこそ、一筋の光に心が震えるわけです。





戦闘システム面では、キャラがフィールドを駆け回っての戦闘になるので、
敵までの距離なども戦局に大きく影響します。
攻撃力や防御力を重装備で上げまくって、スピードが落ちてしまうと、
ノロノロ移動してる間に集中砲火を受けるなんてこともあります。




HPの他にBP(バリアポイント)というものがあり、
これは鎧などに付加されたシールドのようなもので、
これが0になるまで、HPにはダメージは届かない。
しかもBPは、しばらくすれば自動回復します。
これをどう活かすかで、戦局はかなり変わります。


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