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アイ・アム・レジェンド 別エンディングver

アイ・アム・レジェンド 特別版(2枚組)アイ・アム・レジェンド 特別版(2枚組)
(2008/04/24)
ウィル・スミス、アリーシー・ブラガ 他

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DVDの特別版に収録されているという別エンディング。
出回ってました。

コチラで見れます。


元々、エンディングがかなり改変されているというのは噂されてました。
監督が撮りたかった本当のエンディングはこうではなく、スタジオの命令で撮り直させられたと。

確かに、あのエンディングは、やけに唐突でしたよね。


本当のエンディングは、こうだったようです。

「伝説」の意味が、原作に近いですね。


それは、英雄、だとか、偉業が残る、とかいう意味の「伝説」ではなく、
「伝説」の怪物という意味での、「伝説」。


原作では、
実は、太陽が昇るたびに吸血鬼狩りをしまくる主人公自身こそが、
怪物だったと気づくいう衝撃的なオチでした。


『ドラえもん』の藤子F不二雄も、これに影響を受け、
オマージュとして『流血鬼』を描いています。

その作品では、吸血鬼の胸に杭を打ち込む主人公のことを、
吸血鬼が、あなた達は「流血鬼」だ、と批判します。


この『アイ・アム・レジェンド』の本当のエンディングも、
そんな感じですかね。


英語がよく分からないので、解釈が間違ってるかもしれませんが、

この別エンディングは、そういうことですよね?


吸血鬼を罠にかけ、実験体にする主人公が、吸血鬼の間では「伝説」の怪物だったと。
あの女性吸血鬼が、リーダーらしき吸血鬼の恋人か何かで、
それを取り返しに来てたわけですよね。

そうなってくると、連中が主人公の罠を真似してた意味も分かりやすくなります。


どう考えても、コチラの方が深いエンディングだと思います。

安直に主人公を英雄的に死なせて、はい、「伝説」です。
ってわけじゃ、ありませんからね。

それに、こちらの方が、より心を打たれました。


劇場版のエンディングに満足できなかった人、ぜひ見てみてください。


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テーマ : アイ・アム・レジェンド - ジャンル : 映画

コメント

No title

 はじめまして。多くのB級映画の愉快な感想を書いてくださりありがとうございます。
私はまだこの映画を見てはいないのですが、原作は読んだことがあります。自分を守るために必死になって吸血鬼を狩る主人公は、彼らからしてみたら恐るべき怪物だった・・・なんていう結末に「なるほどね~」とうなってしまいました。
原作では吸血鬼は2種類いたんでしたっけ?
あやふやです。もう一回図書館で借りて読んでみようと思います。
B級映画には見た後ガッカリするとわかっていつつも見るのをやめられない魔力がありますね(笑)これからも映画の紹介を行ってください。期待していまふ。

No title

感想ありがとうございます。
原作では、確か2種類いましたね。
B級映画は大好きですし、ネタも山のようにありますので、
これからもどんどん紹介していきます。
ご期待ください笑

No title

納得の解説見事です。(^^ゞ

No title

ありがとうございますヽ(´ー`)ノ

No title

先ほどDVD見終わったところで、すかさず、今別バージョンも見ました。

こちらの方が絶対にいいですね。
泣けます。それにネヴィル博士には生き残って欲しかったし。

上映版のエンディングでは、最後のコロニーのところで、あんなんじゃゾンビ共に簡単に襲撃されるだろーってツッコミの思いの方が強く感じました。

廃墟のニューヨークじゃ鹿もたくさん居て、喰う分には困らないんじゃないの?とも感じてましたし。

いいもの見せていただきました。

No title

初めまして!

自分も、別エンディングの方が普通に好きです。

元々、このエンディングを前提にして作られた映画らしいので、
伏線などの回収の意味でも、別エンディングの方が、唐突な印象はないですしね。
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