ドラえもん のび太のパラレル西遊記
![]() | 映画ドラえもん のび太のパラレル西遊記 (2002/07/17) 大山のぶ代、小原乃梨子 他 商品詳細を見る |
今日は眠いので( ゚Д゚)ドルァ!!
ドラえもんのパラレル西遊記の名シーンなどをちょこちょこっとレビューして終わりにします
ヾ(゚д゚;) ゴッ、ゴメン、別に手抜きじゃないんだよ

「おかしくない!」

「お前達のほうこそ、一体──」

「何者だ!!!」
お前こそ何者や
いきなり先生の変身から入ってみました。
この映画は前半と後半がくっきり分かれている作品です。
町での恐怖を描く前半と、過去での戦いを描く後半。実は、何気に前半の方が長いのです。
それにしても、昔の出来がいいドラ映画は、やはり伏線がしっかりしていますね。
「如意棒、大きく──」

「なぁれ」

ここで、この如意棒が、こんなにも大きく長く伸びるのだということを、さりげなく笑いに変換して見せておくことで、最後の戦いの白熱と説得力が増します
ドラミの登場が唐突過ぎるのは、魔界大冒険と同じですが。
そこはまあ、アイドルキャラクターということで、良しとしましょう。

道具から出てくる牛魔王。こうして、過去の歴史が塗り替えられることとなった。

不気味な空。
少しずつ侵食してくる妖怪世界の最初の前触れ。強い風音とBGMが不吉だ。

「パパ、食事の時ぐらい新聞読むのやめてくださいな」
パ、パパー!!(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
「はい、おまちどおさま」

「パパの好物、」

「トカゲのスープよ」
ギャアァァァァ━━━━━━(゚Д゚|||)━━━━━━!!!!!!
く、食いたくない(´~`;)

「何かおかしいな」

「何がどうなったんだろう」

のび家の周囲に集まるコウモリ。異変は、否応なく五人を包み込んでいく。

見慣れた通学路……のはずが。

完全に変質してしまった学校。チャイムが不気味だ。

「出木杉さん、何かおかしいわ」
「出木杉だけじゃない。俺達四人の他は、みんなおかしいよ……」

そして、孤立した空間の中で先生にすがると、先生は変身してしまう

「どういうことなんだ、こりゃ」
「夕べから何だかおかしくなったみたい」
「ドラちゃんのマシンで西遊記のゲームやった時からよ」

「のび太、ドラえもんとよく調べて、何とかしろよ」
このあと、みんなが帰ってしまうのが信じられません。
あんな先生の変身見た後の町で、よく離れ離れになれますね。
家に帰っても安全はなく、変異は親をも巻き込んでいる。

「町の中を調べてみよう」

「見たところは別に変わってない。ただなんとなく、妖気が漂ってる感じだけど」
「僕達、妖怪の世界に紛れ込んじゃったのかな?」
「いや、それにしちゃ、今までどおり僕達の家や学校があるのはおかしいよ」

「ママの角といい、先生の変身といい、このビルにしろ、少しずつ妖怪世界が入り込んでるみたいだ」
(〃*`Д´)どうしたらいいんだよぉ!

大量の蝙蝠に襲われるドラとのび。ビルの隙間を縫うようにして逃げる。
「なぜ僕達を襲ったんだろう」
「のび太君が人間だということが分かったんだ。ということは──」

「他の三人の危険が危ない!!」

一人、誰もいない町を警戒しながら走る静香。

「のび太さん、ママが、ママが……」
「分かってる。分かってるよ」
「のび太君、とりあえず家に帰ろう」

警戒しながら家へ向かう三人。
「鉄人兵団」と同じく、変わり果てた町を進むという、「ボディスナッチャー」や「地球最後の男」に似た恐怖が、ここにある。


「返事しなさい」
ギシギシと上がってくるママの脚のアップが怖い((;゚Д゚)

「ママ……」

「あら? 声がしたと思ったのに」
ここで、脚しか映らないというのは、かなり恐怖です。
映っていない部分がどうなっているのか、想像したくもありません……((;゚Д゚)ガクガクブルブル
ここから展開が変わり、後半突入です。

三蔵法師と、その弟子リンレイです。
こいつを守りつつ、妖怪と戦います


のび太が凛々しいです。香取慎吾なんて目じゃないです。

綺麗な夜空の下、いいムードです。
カットされていますが、この後、間違いなくベッドシーンがあったことでしょう。


リンレイはスパイでした。
しかし三蔵法師は問い詰めません。一瞬悲しげな表情を見せますが、何も見なかったことにします。
美しい心です。
深津絵里なんて屁でもありません。
三蔵法師は連れ去られ、リンレイは泣きながら「ごめんなさい」と繰り返し、走り去ります。


一人、敵の本陣へと辿り着いたのび太は、羅刹女と対峙することに

奮闘しますが、敗北します。
その頃、金閣の仇をとりに来た銀閣が、静香三蔵法師を狙います



やっとのことで銀閣は倒しますが、静香がさらわれます

リンレイの手引きで、本陣へ突入。
主題歌も流れ、物語は一気に佳境へ。

中は罠だらけです。

「のび太、あいつ、やけにこの中のことに詳しいな」
「そうだね、よく知ってるね。気になるな……」
罠にはまり、全員捕まります
どうやらリンレイは、コウガイジ(だったかな?)という名前のようです


「良いのだ。私は初めから知っていた。たとえ妖怪であったとしても、共に旅をしたいという者を、私は拒まない。長い旅の間には、私の旅の目的を、きっと分かってもらえると思ったのだ」
三蔵法師様、素敵です。
ガンダーラです。


「待て、僕が相手だ!!」
のび太孫悟空カッコイイです。モンキーマジックです。

リンレイは、羅刹女の子供らしいです。
待ってください。
羅刹女は牛魔王を「あんた」と呼んでるんですから夫婦なんでしょう?
牛魔王がリンレイの父親なんよね?
どうやったんでしょう。

サイズの違い、これですよ?同じカメラに映らんのですよ?
まあ、そんなことは、夫婦の間では大した問題ではないのかもしれません
すべては愛の力なのかもしれません。
そんなこと言ってる間に、ピンチです。
みんなやられてしまいました。

「悟空、覚悟!!」

「にょ、如意棒、大きくなれ!!」

「うおぉぉぉぉ!!」

カコ(・∀・)イイ!!

リンレイ「ありがとうございます、悟空さま」
のび太「実は僕、本当の名前は──」
ジャイアン「お前は、孫悟空だよ」
のび太「そう、斎天大聖、孫悟空!」
いいシーン! ここ、いいシーンよ!!
ずっとジャイアンは、のび太が孫悟空なんて認められないって感じで、強い俺様こそが孫悟空やるべきだって言ってたんですよね
この物語が始まるきっかけになったのも、そこです
それなのにラストで、お前は孫悟空だって認めるところが、すごい熱いんですよ。
ああ、仲間っていいなぁ
☆名作☆ですわ
あれ?
眠い眠いって言ってたのに
いつもの記事より時間かかってる!?
ドラえもんは、サクッて終わらせるには、テーマが深遠すぎたか……
牛魔王と羅刹女の愛の力に心打たれた方は、ポチポチしていただけたら幸いです。


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