TATARI
![]() | TATARI (2007/09/26) ジェフリー・ラッシュ; ファムケ・ヤンセン; テイ・ディグス 商品詳細を見る |
あらすじ
“一晩生き残れたら1億円”の宣伝文句につられて館に集まった5人の男女。そこは、かつて残虐な人体実験が行なわれた精神病院跡だった……。恐怖映画の古典『地獄へつゞく部屋』をリメイクしたホラー。
予告を見てると、もう怨霊に人が襲われる襲われる。
ヒャー、怖そう、面白そうヽ(´ー`)ノ
てなわけで見てみました。
1931年10月11日、ロサンゼルス。精神を病む犯罪者を収容する病院の火災事故で、戦慄の事実が判明した。そこで狂人外科医バナカット博士によって人体実験が行われていたのだ。電気ショック、音-映像過剰刺激空間、そして無麻酔外科手術…果てしなく人々を苦痛に陥れる実験が日夜繰り返されていた。そんな虐待に起きた患者の暴動によって起きた火災によって、博士や患者たちは死に、そうした事実も歴史の闇に葬られたはずだった…
おお。なかなかの出だし。
こいつらが怨霊となって90分間、登場人物と我々を恐怖のどん底に叩き落すわけですね。
エブリンは自分の誕生パーティを、今や廃墟と化したパナカット病院跡で開こうと計画し、夫のプライスに電話を入れる。大富豪のプライスは6つのテーマパークのプロデューサーだが、彼は人を支配し、恐怖に陥れることに快感を覚える人物でもあった。それ故、彼が企画した絶叫コースターは絶えず盛況を博している。
プライスはエブリンのわがままに付き合いきれず、彼女が出してきた招待者名簿を廃棄し、自分の気に入ったメンバーを呼ぶことにしていた。しかし、送るはずだったメールの宛名がいつの間にか改竄され、パーティの晩、パナカット精神病院跡の「館」に集まったのはプライスもエブリンも知らない4人の男女だった。そして、彼ら4人も誰が何の目的で自分たちを招いたのか、全く見当がつかずにいた。
そこへ登場したエブリンめがけて、天井のステンドグラスが落下する。その場に姿を現したプライスに「見事な演出ね」と揶揄するエブリン。
この夫婦、ものすごく仲が悪く、お互いがお互いを殺そうとしているようです。
怨霊に関係ない気もしますが、人間ドラマは大事です。
サブストーリーとして重要な役割を果たします。
映画の奥行きを深めます。
映画が始まって25分が経過しましたが、残りの65分間、
怨霊が登場人物と我々を恐怖のどん底に叩き落すわけです
互いに相手が何を企んでいるのかと疑っている夫婦。やがて、かつての火災で全ての患者を閉じこめ焼き殺した忌まわしき鉄の扉が閉じられる。明朝、管理会社の者が来るまではもう誰もこの館を出ることはできない。
客達は、すべてプライスの仕掛けたアトラクションだと思い、
プライスとエブリンはお互いの仕業と思い合っているので、
まったく緊張感がありません。
でもかまいません。
やがて彼らは、自分達の間違いを身に沁みて実感するのですから。
阿鼻叫喚の世界に叩き落され、死に物狂いで脱出しなければならなくなるのですから。
皆が一旦ホールに戻った時、客の一人、メリッサの姿が見えない。彼女はTV局に売り込むビデオを撮影するために単身地下に入っていったのだ。彼女のビデオに映るのはバナカット博士による無麻酔外科手術の映像…彼女の恐怖の絶叫が響く…皆が地下に降りた時、天井を這う血の跡が残されていた。
ほら来た!怨霊!!怨霊!!!!ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ

ビデオカメラに映る医師達。


しかし、そこには何もない。

やがて、何かに気づいたかのように、ゆっくりとこちらを向く医師達。
怨霊の犠牲者が出ました。
いやぁ長かったな。ここまでが長かった。
映画が始まって既に46分が経過しております。
ここまで、ずっと夫婦の喧嘩やら、どうでもいい会話やらで費やされていましたが、
人間ドラマは大事です。
サブストーリーとして重要な役割を果たします。
映画の奥行きを深めます。
でも、サブストーリーはここまでです。
ここからの44分は、
もう阿鼻叫喚の地獄絵図の恐怖祭です。(lll゚Д゚)ヒイィィィ!!
もちろん、そうですとも。
皆で集まっていようと提案するプライスに、一人で寝ると寝室に向かったエブリン。

監視カメラに映る謎の医師。エブリンを狙っているようです。
突然電気が点滅し始めたことから不審に思ったプライスらが地下に行くと、ベットに縛り付けられたエブリンが電気ショックを加えられている。急いでスイッチを切るが、客の一人の医師、ブラックバーンは手遅れだと言う。
怨霊です。怨霊の仕業です。殺戮が遂に始まったようです。
誰もがプライスを疑い、彼が動けないようにと音-映像過剰刺激空間に閉じこめてしまう。そして出口を探しにエディらが行き、残ったブラックバーンはプライスに過剰刺激を与える。朦朧とした意識の中で過去の病院の様子を見るプライス。
違うって! 怨霊の仕業だって!
出してやれ、お前ら! 出してやれ!
エディらは院長室を見つけ、そこに1931年当時の職員の写真を発見する。そして、招かれた者が火災事故の生き残りの末裔だと言うことを知る。しかし、ブラックバーンの名前はない。
その頃、ブラックバーンは、死んだエブリンの元に向かっていた。彼はいきなりエブリンにキスすると薬を注射する。途端に目覚めた彼女はブラックバーンに抱きつく。
死んだふりをし、自分を殺した犯人として夫を抹殺する、これがエブリンの立てた計画だった。
へぇ~、そうやったんや。
(´-`).。oO(・・・・・・・・・アレ?)
怨霊は?o(・_・= ・_・)o キョロキョロ
残っている人々に殺し合いをさせるため、「もっと血が必要なのよ!」といきなりブラックバーンを刺し殺したエブリンは彼の死体を過剰刺激空間に閉じこめ、プライスを階段下に隠すのだった。そして、ブラックバーンの死体を見つけたサラらは、目の前に出てきたプライスに銃を乱射する。
怨霊が特に活躍する間もなく人が死んでいきます。
普通の殺人です。
エブリン、悪女です。
いや、あのね?
誰が悪女を見たくて、TATARIなんていう題名のDVDを借りるの!?((o(>皿<)o)) キィィィ!!
怨霊は!?TATARIは!?!?(#゚Д゚)y-~~イライラ
プライスの死体に微笑むエブリン。だが突然よみがえったプライスがエブリンをつかむ。
(((( ;゚д゚)))アワワワワ
分かりました。
こいつ、怨霊にとり憑かれてよみがえったんですよ
そういうことですよ。
防弾チョッキで助かったそうです。
なめとんのか!!!(`Д´) ムキー!
もっとしっかり祟らんかい!!!!!ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!
だがその時、突然壁からはいだしてきたものがエブリンを連れていく。
実に映画が始まって77分。怨霊が襲ってまいりました。
残り13分、怨霊が、なんかやるそうです。
でもこの映画のメインストーリーは夫婦の喧嘩のようなので、
怨霊は既にオマケでしょう。

しかもこいつらビックリなんですが、
怨霊たちの目的は火災事故の生き残りの末裔なわけですが、



祟る相手を間違えたみたいです。
関係のない養子を祟ろうとしてました。
しかも養子やって聞いたら、ちょっと、マジ?みたいな感じになってました。
そんなんでええの?
ぐだぐだな怨霊への評価は☆駄作☆です。
こんなカッコ悪い怨霊もアリかなと言う人や、
エブリンみたいな女性もアリやなって人はクリックお願いします。






悪女エブリン。この女優さんは、ホント悪女が似合いますね。